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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2020年9月の記事一覧

SHMメカニズムは荷重位が1番重要!

スクリューホームムーブメント(SHM)についてのまとめたコラム。 結論から言えば… SHMはOKCで出来たところで、CKCで出来ないと全く意味ない! 教科書とかに一般的に記載されている方法って… 終末伸展回旋運動といって、膝関節伸展回旋域において下腿が外旋するってものです。 ですが… これはOKCの話であって、1番臨床上で大切なのはCKCでのSHMメカニズムを理解して、破綻している場合はなぜSHMが上手く出ないのかを知る必要があります。 今回は… OKCの一般

運動器リハビリの臨床の流れ!

運動器疾患を普段診ることがほとんどですが… MMTやROMや歩行分析など評価方法はあっても評価の流れなどを教わることもなく自分で効率的な方法を考えて臨床をやっていくしかない部分があります。 今回は… 臨床で運動器疾患を診る際のおおまかな評価から治療までの流れを紹介していきます。 やっていることは結構シンプルですが… この評価から治療までの流れの順序がとても大切だと思っていて、別に正解はないですが、自分の中では今回紹介している流れが今のところはしっくり来ている部分はあ

運動療法で結果を出すコツ【5選】

理学療法士の中には… 運動療法とかやってもパッとした即時的な変化も出ないし、徒手療法でどうにか治したいからリハビリの時間を始まりから終わりまで触ってどうにか頑張って良くしようとしてる人も結構いると思います。 こう思う理由としては… 自分が理学療法士の1〜2年目あたりはこういう考えだったから。 ぶっちゃけた話ですが… 当時は、徒手療法Onlyで運動療法とかパッと変化出ないことが多かったし、あまり意味ないと思ってました。笑 ですが自分の中で決定打になったのが… ピラ

ピラティスは「ニュートラルポジション」が全て!

今回はピラティスについて!! タイトルの通りで結論にもなりますが… ピラティスを学ぶ上では、ニュートラルポジションをどれだけ徹底理解できるかが全てだと思っています。 フォームローラーやピラティスリングなどの小道具を使用することもありますが、基本ベースで変わらないのはニュートラルポジションです。 言い過ぎかもしれないですが… ニュートラルポジションさえしっかり押さえておけば後は何をしてもいいくらい大事なのがニュートラルポジションです。 今回のコラムに関しては、ピラテ

投球障害肩へのアプローチ

今回は… 投球障害肩に対する理学療法について。 投球障害など診ない人でも、、 肩関節の学びになると思うので是非読んで下さい。 自分も過去に野球をしていたということもあって肩関節の怪我に結構悩まされていました。 というわけで… 今回は投球障害について紐解いていきます。 肩関節のゴールについて 投球障害でも… 肩関節周囲炎でも… 色々と肩関節の疾患はありますが、、 人間基本は… みんな同じ位置に肩甲骨があり、、 みんな肩を挙げるときには鎖骨が動き、、

腸脛靭帯の治療が100%必要な理由!

インスタグラムを毎日どれぐらい使っているか調査で、30分程度使用しているユーザー層が最も多く、次に多いのが、2〜3時間利用しているユーザー層が多いみたいです。 ちなみに最近の薬師寺は… 毎日インスタグラム10時間くらい使ってますww その辺のJKやオシャレなカフェをインスタで探す女子大学にも負けないくらいゴリゴリにインスタグラム使う系男子です。笑 という話はこの辺にして… 今回は、「腸脛靭帯」を下肢疾患では100%診るべき理由について解説をしていきます。(臨床でも10

股関節内転筋を「鍛える場面」と「緩める場面」!

今回は… 股関節内転筋を鍛える場面と緩める場面について解説をします。 股関節内転筋の豆知識 内転筋の知っておきたいこととして… 現代人のほとんどが荷重が外側への荷重になっている結果として、「モモの張り」「膝の変形」といったことに繋がります。 変形性膝関節症でも… 膝関節の伸展制限や内転筋の弱化が膝関節のKAMを増加させるとも言われており脚のラインの変形の予防にも改善においてもカギになるのが内転筋になってきます。 そして… ワンレッグなど、骨盤の安定には股関節外

神経生理学から「ストレッチ」を臨床でアレンジする方法!

今回は… ストレッチングの臨床現場で活用している一工夫を紹介。 アプローチの選択肢として… ストレッチングを用いることも臨床上は多く、様々なストレッチの方法がある中で「ストレッチの目的」や「得たい効果」によっても方法は変わりますが… 今回に関しては… 「筋緊張の緩和」を目的に使用することが頻度としては多いと思うので、筋緊張の緩和を目的としたストレッチのコツを紹介します。 ただ短縮している筋肉を起始と停止を伸ばすだけなら誰でもできちゃうので、そこに神経生理学から一工

理学療法士も知るべき「セールス術」

今日は臨床の話ではないですが… セラピスト・トレーナーに取っても大切な話なので今日は臨床の話はしませんが最後までお付き合い下さい。 〇〇関節が… 〇〇筋が… 歩行の立脚初期が… 自分を含めて、 学生時代から始まり、 病院やクリニックでの臨床現場に出てからも、ずっと解剖学や運動学などのカラダの勉強ばかりをしてきたセラピストやトレーナーは… 「セールス」について学んだことは1度もない人がほとんどだと思います。 セールスとは何なのかって話ですが… セールス=商品