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NHKに出た時の市からの応援がやばい

なんだか最近メディアでの取材とか甲賀忍者の話を聞かせて欲しいという依頼が多くなってきて、もはやローカルタレントみたいになっている嵩丸(たかまる)です。

地域おこし協力隊になると取材が増えると聞いてはいましたが、こんなに来るもんなんですね〜!

noteも月2回更新のつもりでしたが、なかなか一つ一つのできごとを深く掘り下げられないので、時間がある時はちょこちょこ印象に残った活動報告を書いていこうと思います。

今日はこの前のNHK大津「おうみ630」の出演のことについてまとめて書いていきます!

甲賀市全域にバラされる僕の出演

6月3日は、前回告知したようにNHK大津「おうみ発630」の「しがばな」というコーナーに生放送出演させていただきました。

5月のうちに番組の女性アナウンサーの方が、わざわざ大津から甲賀まで来てくださって、事前インタビューをしてくれました。

こちらではアナウンサーが直接話を聞いて、企画の構成とかをまとめるんですね。放送では甲賀忍者の歴史に関するイラストや、まさかの僕の年表なんかもまとめてくださっていて、こんな怪しい忍びのためにこんなに尽くしてくださったのが申し訳なくて仕方ありませんでした…。

別に構成の人がいるイメージでしたが、なんでもやっちゃうアナウンサーさん、すごいです。

それにしても驚いたのは、放送当日の朝、甲賀市の市役所のホームページと、甲賀市の公式LINEで僕の出演がお知らせされていたことです。

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いやそんなイチ忍者の出演情報とか、市のホームページで大々的に告知せんでも…!

とツッコミたくなりましたが、こうやって市も応援してくださってるなんて、大変ありがたい限りですね。同じ滋賀県でも、やっぱりNHKの番組に出演するともなると、こんなに応援されるんですね!少し恥ずかしいですが、これも地域おこし協力隊のメリットなのでしょう。

それと同時にある意味甲賀市の看板を背負って滋賀県全体に出ていくわけで、「しっかり爪痕を残さねば!」という、なんだかひな壇芸人みたいなプレッシャーが芽生えてしまいました(笑)

伊賀流忍者Tシャツ事件

当日のスタジオ入りは16:00だったので、昼間は結構時間がありました。いつも通りの忍者Tシャツを着て締切が迫り来る原稿を書いていたのですが、気づいたら出なきゃいけない時間!

慌てて大津のスタジオに入ると、アナウンサーの方がお出迎えしてくださいました。

ご自身もこの後出番控えてるのに、なんか玄関のお出迎えから、控え室の案内、打ち合わせ、トイレの案内から、最後のお見送りまで、もうホント色々してくださって。こういうのADの仕事だと思ってたんですが、ここまでやってくださるなんてホント頭が下がります。終始優しすぎて惚れてしまいそうになります。

控え室にいると番組の責任者の方が来てくれました。挨拶するなり、その方は

えらいひと
「おや?そのTシャツは…」

と少し怪訝な顔をされました。一体なんだというのだ…。

自分の胸元を見て唖然としました。僕は家で着ていた「伊賀流」とデカデカと書かれたTシャツを、そのまま着て来てしまっていたのです。

えらいひと
「甲賀忍者かと思ったら、君は伊賀忍者のスパイなのかね?」

ヤバい、捕まって拷問にかけられるのだろうか…と思いきや、笑ってその後の打合せなどを続行してくれました。

最近甲賀でもたまに「伊賀忍者のTシャツを着て、誰か突っ込んでくれるのか?」という実験をしてみているのですが、意外と甲賀で伊賀のTシャツを着ていても何も言われないということがわかっていました。ですが、一歩甲賀から外を出ると「あんた甲賀忍者なのになぜ伊賀を・・・」と言われることがわかりました。甲賀の看板を背負っていくときは気をつけたいと思います。

忍者入ります

忍者姿に着替えた僕は、女性アナウンサーの方に連れられてスタジオに向かいます。編成してるフロアを通っていくのですが、その時女性アナウンサーの方が

「忍者入ります!」

と、わざわざ言いながら歩いて行きました。めちゃめちゃ恥ずかしいです。「一回やってみたかった」らしく、いたずら心のあるお茶目なアナウンサーさんでした。

今回は生放送に素人が出る形になりますので、スタジオに入ってまずはリハーサルをします。男性アナウンサーの方やカメラの方など、みんなにこやかに挨拶していろいろ話しかけてくださったし、リハの後は「とても端的なコメントで声も通るし話がわかりやすくて素晴らしい」とほめて下さって、めっちゃイイ人達!って感じでした。

女性スタッフの方がマイクつけてくれるんですけど、あれって緊張しますよね。。ほら、近いから。。なんだか照れくさくて、マイクをつけてもらっている間ずっと上を向いていたのですが、そのスタッフの方が

「首大丈夫ですか?つらくないですか?」

と美容院で髪洗ってるときみたいなことを言ってくれました。

僕はとっさに「忍者修行してるので大丈夫です」と答えると、ツボってしまったようで、マイクつけるのが少し長くなってしまったので申し訳なかったですね。

生放送なのでモニターに残り時間が映されるのですが、これがまた焦燥感を駆っていきます。リハでは少しオーバーしてしまって、一部話をカットすることになりました。いやー本番は緊張しました。なんとか尺通りに終わらせることができてホッとしています。

最後は偉い人と女性アナウンサーの方が駐車場までお見送りもしてくれて、すごく丁重にもてなしていただきました。ただの忍者にここまで良くしてくれるなんて・・・これまでも払ってたけど、これからもちゃんと受信料払おう、と思いました。

顔が丸かった

あれだけ大々的に宣伝いただいてたので、結構な人が番組を見て下さっていたらしいです。

次の日、リアル忍者館に行って隣の公民館の人達に用事があって訪ねていったのですが、みんながニヤニヤしてこっちを見ていました。

「忍者オタクさんじゃないですか」

公民館の方たちは公務員になるのですが、どうやら職員には一斉メールが来ていたようで、みんな見てたらしいです。内容についてはよかったらしいですが、会う人みんなニヤニヤしてくるので、恥ずかしいです。

結局自分では録画できてなくてオンエアは見れなかったのですが、SNSで画面キャプチャを挙げてくれている人がいました。その画像を見て何よりも気になったのは、自分の顔がとっても丸いなということでした。

いつのまにこんなに顔が丸くなったのか。パンパンじゃないか。ほっぺたとあごの下にアンコでも詰まってるんじゃないか。ってくらいの丸さでした。

たぶんこれからも何度か取材とか来ると思うのですが、忍者なのにアンパンマンみたいな丸顔だとやっぱり締まりません。ダイエットしないといけないですね。すっかりモンハンのプレイ時間の占有率が高くなったSwichに、リングフィットアドベンチャーの比率を高めなければ、と心に強く誓いました。

そう思いながら、その日の昼食は黒こしょうてりやきマックバーガーセット(ポテトはL・ドリンクはスプライト)をほおばりました。




最後まで御読み頂き忝く存じ奉り候。 忍者のことしか書いてなくてすみませぬ。 更に忍者の詳しい情報はこちらでどうぞ〜 https://ninjack.jp