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BRIDGE -ブリッジ-

出雲にTaste Brooklynという店がある。
クラフトビールとサイダーの生樽が繋がっており店主内田さん(通称ウッチーさん)が好きなビールスタイルはHazy IPA。抜群にフルーティーで濁ったやつです。そのインスパイアからビールのレシピの考案、背景等話し合い”BRIDGE”を造ることが決まりました。
テイストのスタッフも一緒になりビールを仕込みTasteのハウスビールとして、皆んなの想いが乗ったビールです。
今回このビールについてお話しします。

うっちーさんは、海外から国産のクラフトビールを飲んできて、その中でも印象に残ったビールがこちら。

BLACK TIDE BREWING
-Hoya Boya-

モザイクホップのパインやマンゴー、トロピカルアロマで飲みやすく何杯でも飲める。
Tasteのハンバーガーや食事にピッタリなビールだ。僕らもモザイクホップが大好きで良くビールでに使用しているので、モザイク単体のHazy IPAを造ることが決まった。

造るビールが決まった次は、名前だ。
Tasteのカウンターでビール飲みながら一緒に考える時間はとても至福でワクワクしたのを覚えている。名前は、”BRIDGE”
Tasteと3rdBarrelBreweryの架け橋になることを願い付けた名前。そこに、来てくれるお客さんや仲間たちがこのビールが繋がることを意味しています。うっちーさんは海外によく行く方で、ニューヨークで飲んだHazy IPAがルーツにあることからニューヨーク要素もインスパイアとしてある。

デザイン:Ryusuke Okui

ラベルデザインは、彫り師で活躍されている奥井さんに描いてもらいました。このビールは初めてLocalのアーティストによるもので、デザインとビールの密着度が増し僕たちのビールの顔が出来上がりました。奥井さんのイラスト最高ですよね。

仕込みから瓶詰め作業まで全て、tasteチーム、うっちーさんと見守り完成しました。

そして迎えたbridgeリリースパーティ。
生ライブの奥井さんのタトゥー、用意してくれた美味しいフード。何より来てくれた皆んなのハッピーに溢れた空間が満ちていた。
また、約20樽をTasteさんに提供していただき完売。とても嬉しかったし出雲で初めての飲食店コラボということもあり記念すべき忘れられない1日になりました。

月日は流れ2年目に突入した年。

bridge第二弾をやらせていただくことになった。
僕自身Hazy IPAをより進化させたく、都内のブルワリーに向かった。

Inkhorn Breweing

インクホーンのHazy IPAは衝撃的な美味しさで、造り手の知識と経験値が凄くとても会ってみたかった方です。Hazy IPAのことは勿論、醸造のことも分かりやすく教えてくれました。ですが分からないことも多くあり自分の実力の弱さも感じたのも事実。ここで学べたことが今のbridgeに繋がった尊敬するブルワリーです。そう、現地に学びに行くことがとっても大事と思う。

迎えた、BRIDGE#2の仕込み。
この第二弾のビールはTaste10周年という節目にリリースすることもあり愛も増すということです。夏の暑い日の中Tasteチームと汗を流しながら作業したのも思い出。

ホップの投入のタイミング、酵母の選定、モルトレシピ全て見直したのでワクワクが止まかったのを覚えています。

BRIGE#2は無事に完成し10周年の節目にリリースすることができました。

野外で皆んながビールを乾杯してる光景、反応、表情全てピースな雰囲気で幸せでした。
また、瓶から缶になったりとBRIDGEがよりLocal Beerとして馴染んだ作品となった。
支えてくれるお客様や仲間達が居てこそのビールであることも。
1stリリースからBRIDGE#2のストーリーはとても濃く自分自身成長させてくれたビールと思う。

有難いことに、第二弾も無事に打ち抜き現在は第三弾BRIDGE#3をリリースしています。
人気なビールこそ、背景があり愛が宿ったと思うと改めて感じさせてくれました。

信頼してビールを任せてくれたウッチーさん、Tasteチームの皆さん。そして飲んでくれた方々本当にありがとうございます!飲んでない方も是非飲んでみてください☺️


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