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和歌が好き008_仏足石歌体の歌三首

 和歌の中の「仏足石歌体(ぶっそくせきかたい)」の定型を使った歌を作りました。「五七五七七七」です。短歌の変形(結句七音追加型)と思っていただければよいかと思います。即興で作ったので、薄味かもしれません。今回も軽い短詩的なノリで三首詠みました。よかったら、読んでください。


『初冬の夜』仏足石歌体の歌三首


・休日の 寒いさなかに
 月食の 様子を眺めに 服を着込んで外へ出てみる

・玄関の 外灯が切れて 電球を取り替えに出る 
 家から漏れてる 明かりを頼りに   

・夜更けでも 今となっては 秋でなく 冬の夜長か
 ひどく冷え込み 布団にもぐる


(20211122/私之若夜=しのわかや)