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和歌が好き002_仏足石歌体の歌三首

 和歌の中の「仏足石歌体(ぶっそくせきかたい)」の定型を使った歌を作りました。「五七五七七七」です。短歌の変形(結句七音追加型)と思っていただければよいかと思います。即興で作ったので、薄味かもしれません。三首詠みました。よかったら、読んでください。旋頭歌の時と同じく、これもまた、もう少し練ってもいいかなぁくらいのものですがお許しを(笑)


『晩秋』仏足石歌体の歌三首


・朝になり夜来の雨はどこへやら
 霧立ち込める野辺に陽が差す 鳥も鳴き出す

・秋空は仏足石の歌に乗り
 風は吹く吹く 雲は流れて初冬へ向かう

・木々の葉も彩りを添え山々の
 秋は深まり 空の碧まで次第に深まり   


(20211027/私之若夜=しのわかや)