色弾*いろだま【短歌】
窓枠に閉じ込められた風景が君の破顔の色を映し出す
哀愁の秋の気配が君色(きみいろ)に染まる九月の午後の風景
悲しみの瞼が切り取る景色には君の面影が浮かぶ街角
*
リボルバーすべての穴に渾身の彩光弾(さいこうだん)を充填した君
もう君の言葉も仕草も表情も僕のハートを打ち抜く色弾
(20220927/私之若夜=しのわかや)
※ハードボイルドな恋愛短歌…???
「色弾(いろだま)」は、私の造語です。
「工口弾」もしくは「色気玉」のほうが
近いかもしれません(冗談です・笑)
最も近いイメージ(?)で「彩光弾」という
言葉を使わせてもらいました。
ちなみに、リボルバー式銃の
「シリンダーの弾を詰め込む場所」の
名前が分からないので「穴」としました。
まんま「穴」です(笑)
写真はCanvaからいただきました。