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和歌が好き017_仏足石歌体の歌三首
和歌の中の「仏足石歌体(ぶっそくせきかたい)」の定型を使った歌を作りました。「五七五七七七」です。短歌の変形(結句七音追加型)と思っていただければよいかと思います。即興で作ったので、薄味かもしれません。僕は犬は飼っていませんが、うちの近所には犬が多いんですよ。みんな可愛い犬ばかりですけど(笑)そんな犬のいる日常を詠んでみました。今回も軽い短詩的なノリの三首ですが、よかったら読んでください。
『犬のいる風景』仏足石歌体の歌三首
・休日の散歩コースの道すがら
いつも吠えてくる犬に出会わず
どこか寂しい
・この場所に越してきた時の
ご近所の元気な子犬が今は年をとり
昼寝てばかり
・門前で
なぜかリードを引きずって
主人のいない 大きな犬が 戸惑っている
【補足】
3つ目の歌ですが、もう1か月くらい前のことです。この時、僕の家の前まで、この犬の飼い主が血相変えて探しに来ました。どうしてこんなことになったのか?真相はよく知りませんが、犬まで困ったような表情をしていたのが印象的でした。田舎ならではの出来事で…。体は大きいんですけど、とてもおとなしいワンちゃんです(笑)
(20220111/私之若夜=しのわかや)
※写真は、Canvaで作成したものです。