『サムネっぽい』の作り方
皆様こんねこ!個人Vtuberグループ『まよいねこ』のサムネ担当 二色詩乃(ふたいろ しの)です!
今回は要点を抑えてVtuberのサムネっぽく見えるやり方を実際のサムネと一緒に紹介させていただければと思います!
〈1.サムネは何故重要なの?〉
そもそもサムネはどうして重要なのでしょう?詩乃の場合、ざっくり言うとこんな理由が挙げられます。
配信の内容を伝えるため
配信者の顔を覚えてもらうため
想像力をかきたてるため
この3つです。
1.配信の内容を伝えるため
1つ目の配信の内容を伝える。というのは最低限の情報が記入されているか。です。例を挙げてみましょう。次の2つの画像をご覧ください。
この2つのサムネは正反対のNGパターンです。
このサムネでは朝活をやることは分かりますが、朝活で具体的に何をするのかがわかりません。
「えっ?つまり何するつもりなの?」
となってしまいます。
皆様は普段YouTubeをご覧になる際に1つ1つ興味の無さそうなサムネだとしても確認しながら探しますか?おそらく大部分の方は基本的に気にならなければすぐに画面をスクロールしてしまうのではないでしょうか?
やりたいことをどうしても伝えたい時は配信に来た人に伝える。配信画面にやることリストを載せておく。を基本にしてサムネを作りましょう!
2.配信者の顔を覚えてもらうため
2つ目は配信者の顔を覚えてもらうためです。たまにサムネにご自身の顔を載せていない方がいらっしゃいます。詩乃はその点が少しもったいないな。と感じてしまいます。
Vtuberというコンテンツを好きでいるリスナーの方々に是非貴方の姿をお披露目していただきたいと感じます。
その際は是非、配信にぴったりな表情の写真を撮ってみてください!お披露目なのに悲しい顔をしたり、かわいいゲームなのに怒っていたりすると、
「自分が思っている配信スタイルじゃないのかもしれない」
となってしまいます。もし企画の関係でそういった表情をしているのであれば、そこもしっかりサムネで紹介していきましょう!
3.想像力をかきたてるため
3つ目は想像力をかきたてるためです。まずは、先ほど紹介した2つのNGサムネを修正したものをご覧ください!
このサムネは先ほどのNGサムネを修正し、内容を最低限に抑えたものです。このサムネを見た時にリスナーの方々に
「誕生日配信は何をするんだろう?」
「誕生日はいつなんだろう?」
「どういったサムネイルを作っているんだろう?」
と思わせることができたらサムネとして大成功だとおもいます!
今回は例ですのでもしかしたら記事をご覧になっている皆様は全く疑問に思わなかった。という方もいらっしゃるかもしれません……笑
こんな感じで!サムネはまずは目に留めてもらう。その後に内容を見てもらい興味を持ってもらう。そこから実際の配信を見てもらう。という一連の流れを生み出すのに重要となってきます。これを機にサムネ頑張ってみようかな?と思っていただけたら幸いです!
〈2.『っぽい』サムネの作りかた〉
サムネの重要性をなんとなく理解できましたでしょうか?
そうしたらサムネを作ってみましょう!とは言ってもいきなり難しいことはやりたくないと思います。ですので、詩乃がここだけ抑えてほしいポイントをまとめてみました!
・表情は豊かに!
さっそく例を挙げましょう。こちらをご覧ください!
びっくりした方がいらっしゃったらごめんなさい……笑
こちらは先ほどの朝活の表情を病みっぽい写真にしたものになります。明るいイメージがある朝活にはあまり合わないですね。例えばこれがホラーゲームだったり、怖い背景だったらどうでしょうか?一般的には朝活で表情が暗くなることはあまりないかと思います。もちろんすべてに当てはまるわけではありませんが、自分のやりたい配信によって表情のパターンをいくつか撮っておくと良いですよ!
ただ、カメラが無かったり、機材の関係で自分の宣材写真しか持っていない方もいらっしゃるかと思います。そんなときはお母様の許可をしっかり取ったうえで表情を自分で作るのも手です。
※許可を撮っていない状態で勝手に表情を変えると大変なことになる場合もあるので、許可は必ず取りましょうね!
・黒の原色を避ける!
原色というのは、いわゆる真っ黒や真っ赤など余分な色を含んでいない状態の色です。まずはこちらをご覧ください!
こちらは先ほどのサムネで『朝活』の色を真っ黒にしたものになります。今回の場合は背景が原色ではなく少し薄い色が使われています。そのためか文字も浮いている印象があります。悪くはないですが、個人的には違和感を覚えてしまいます。
これはサムネというよりデザインの話なのですが、黒の原色は使われないようで、黒に見えていたとしても黒っぽい灰色を使用しているそうです。
(確かなお話を聞いたわけではありませんが……)
これも背景によって多少の変化はあるものの、今回の背景であれば真っ黒は控えた方がいいかもしれません。
・分かりやすいメインの情報を!
分かりやすさに関しては最初に出した画像をもう一度ご覧ください。
こちらは最初の方で「朝活をやることは分かる」という風に言いましたが、なぜこの情報量でそれが分かったのでしょうか?答えは『朝活』が最も大きく、フォントも他の文字と異なるからです。
フォントの分け方に関しては大まかに3つで分けています。
こちらをご覧ください。
赤色で囲われている部分がメインの文字。オレンジ色で囲われている部分がサブの文字。緑色で囲われている部分がセリフの文字。という風に(詩乃は)区切っています。区切りによって使用するフォントを変えてあげると例えば紹介しているサムネのように文字が多くなってしまってもある程度まとまりを持たせることができます。
〈3.サムネっぽい を自分のものに〉
さて、ここまでサムネの重要性とポイントをご紹介していきました。
ここで実際にこれらを組み合わせてサムネを作ってみましょう!
今回はRAFTというゲーム画面を使ってサムネを作ってみます。
まずはサムネっぽいを意識せずに作ったサムネがこちらです。
「RAFTというゲームはいかだに乗っているのでいかだに乗せてみた。また、配信なども見たことがなく、初見なのでやったことがある人にコメントでサポートしてもらいたいと思い、初見実況と目立つように入れた」
このサムネはこんな感じの意味を持ったうえで作られていますが、客観的にみるとただ写真と文字を配置しただけに見えてしまいました。これを変えてサムネっぽくしてみましょう。
まずは、『配信者の顔を覚えてもらう』ために大きく配置しましょう。
この時初見の実況なので少し不安そうな表情にしてみました。
余談ですがこの表情は詩乃がお母様に許可を取って口元だけ自分で描いたものです。口元を肌の色で覆い、輪郭から色をとって自然な口元にしました。
詩乃もお母様のように絵が描けるわけでは無いですが、丸を綺麗に書く。というイメージで描くことが出来ました。
次に『サブの文字』と『セリフの文字』、そして『フォントの色を変更』しましょう。メインの文字に関しては今回ゲーム画面に既にロゴがあるので不要だと判断しました。セリフの文字は今回見やすくするために真っ黒にして『1人』という文字のみ強調するために赤色にしています。
どうでしょうか?先ほどのサムネと比べると大分サムネっぽくなったのではないでしょうか?
今回は詩乃が使っているサイトに備わっているエフェクトは使用していませんが、使用することによって更にサムネっぽくなります!
〈4.終わりに〉
さて、ここまで長文となってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
毎日配信をしたり、普段のお仕事と併用している中、サムネ作りにまで手が回らない方もいるかもしれません。そんなときは無理にサムネに力を入れず、配信内容に力を入れていきましょう!
最後にはなりますが、先ほどまでのサムネイルにはエフェクトというものはつけていませんでした。つけるとどのように変化するのかお見せして今回は終了しようと思います!
ここで2点ほど皆様にお伝えしたいものがございます。お時間あれば是非見てみてください!
無料デザインサイト Canva
今回に限らず、詩乃がサムネを作るときはこちらのサイトを使って作っています。無料でもたくさんのフォントが使えるほか、後ほどご紹介するエフェクトも使えます。サムネイルだけでなく、TwitterのヘッダーやInstagramの投稿などのテンプレートまでありますよ!
https://www.canva.com/ja_jp/
Vtuberさんの味方 OKUMONO
Vtuberさん達がサムネを作るときに絶対お世話になったであろうこのサイト!かわいいだけじゃなく怖いものやかっこいいものも豊富にそろっており、しかも使用報告は任意!まさにVtuberさんの味方です。
背景だけでなくトランジションや推し活のための素材サイトもあるので、そこも含めて是非見てみてほしいサイトです!
(使用する条件によってはサイトの記載が必須となっている場合があります。)
https://sozaino .site/
ここまで見てくださり本当にありがとうございます…!今後は長文での投稿ではなく、良くできたサムネや素材などの紹介がメインになるかと思います!気に入っていただけたら是非、他のサムネもご覧いただけたら嬉しいです!
それでは皆様、おつねこでした!
今回の投稿で使用したサイト(敬称略)
・Canva:https://www.canva.com/
・OKUMONO:https://sozaino.site/
二色詩乃(ふたいろ しの)は個人Vtuberグループ『まよいねこ』の1人です。主にサムネイル作成をメインとしていて、配信に頻繁に出ることはありません。 サポートしていただいた支援金はグループ活動に使わせていただきたいと考えています。