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天威相剣について

初めまして!シノノノと申します。

https://twitter.com/shinohara_rrr?s=21

僕が2日連続で入賞した天威相剣について、光栄な事にnoteの執筆要望を多数頂き今回書かせて頂きました。全文無料でございます。

この様に考えを書面上に起こすのは今回が初めての事なので、説明を省き分かりづらい点や拙い文章等、多々目に止まってしまうとは存じますが、温かい目でご覧頂けますと幸いです。

また、こちらのnoteでは相剣ギミックのメリットについては他者様の所謂純型程触れておりませんのでご了承頂けますよう、何卒ご容赦下さいませ。

純型の相剣についてはアロマさんhttps://twitter.com/aroma6669のこちらの記事がとても分かりやすかったのでこちらを参考にさせて頂いております。

https://note.com/aroma6669/n/n014c9bb24063

現状の最新の構築



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こちらの構築に至った変遷

初めは《竜星の九支》や《地竜星-ヘイカン》《光竜星-リフン》が入った所謂『ボウテンコウ九支アーデク』を追加の妨害として構えられる構築でした。 

相剣やふわんだりぃずが登場当時に《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》の採用が多く《相剣師-莫邪》や《相剣師-泰阿》に対して前述の誘発を貰ってしまった場合《相剣軍師-龍淵》を素引きしていないと展開が出来ず、リソースや妨害の確保に繋がりません。

しかし天威ギミックの採用で《天威龍-アーダラ》若しくは《天威龍-アシュナ》の手札から自身を特殊召喚する効果を用いて自分フィールドに星1のチューナーを用意してから相剣ギミックを動かす事が可能となりました。 これにより通常召喚した相剣カードに対し前述の無効系誘発を貰った場合でも『ボウテンコウ九支アーデク』を展開したり、無効系誘発を貰わなかった場合も《相剣大師-赤霄》が更に横に並ぶ様な展開も可能でした。

天威を採用したメリット

①無効系誘発を貰った際の妨害、リソースの確保

②純型の先行展開を超えてくる電脳界の様な展開デッキへの妨害枚数の最大化

③純型の赤霄バロネスを《天威龍-ヴィシュダ》で踏みに行ける点

しかし、環境が変わり《トークンコレクター》の採用や《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を用いたデッキの台頭により後手時に引いてしまった竜星パーツに対するストレスが急激に加速していきました。

新しい構築

そこで本文初頭に添付した最新の形である

・竜星パーツ無し

・天威の枚数増加

・強欲で貪欲な壺の採用で天威の手数へのアクセス

・トークンコレクターへの耐性

こちら4点を意識したデッキとなりました。上3点に関しては見てわかる通りかと存じますので説明は省略致します。

・トークンコレクターへの耐性

こちらに関して天威を用いたマッチ戦2本目以降のトークンコレクターへのケアですが

《天威龍-アシュナ》+《天威龍-アーダラ》or《天威龍-ヴィシュダ》

こちらの天威2枚要求となります。

手札から《天威龍-アシュナ》を特殊召喚《天威龍-アシュナ》を《天威の拳僧》へリンク召喚 手札の《天威龍-アーダラ》or《天威龍-ヴィシュダ》を特殊召喚 墓地の《天威龍-アシュナ》の効果で《天威龍-アーダラ》or《天威龍-ヴィシュダ》を特殊召喚 フィールドの《天威龍-アーダラ》と《天威龍-ヴィシュダ》で《天威の龍鬼神》をシンクロ召喚

こちらで相手の手札or墓地の《トークンコレクター》をケアしながら《天威龍-アーダラ》の効果で《天威龍-アシュナ》を回収してから相剣ギミックを召喚する事が出来ます。

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また、前述の天威2枚セットで行う召喚権を用いず星8シンクロのギミックで行える事が

《原始生命態ニビル》のケア

①《輝竜星-ショウフク》を用いて相手フィールドのカードを2枚デッキバウンス、《天威龍-ヴィシュダ》で1枚バウンスを行いながら《幻竜星-チョウホウ》を用いた《原子生命態ニビル》《エフェクト・ヴェーラー》をケアし、相剣ギミックを通常召喚する事が出来ます。

※ドライトロンやサンダードラゴン に対し《幻竜星-チョウホウ》を出す事によってゲーム展開が有利になる事もあります。サンダードラゴン の場合は《相剣大公-承影》を横に並べるとなお良いです。

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《相剣カード》を作りに行ける

②先行時に《相剣大師-赤霄》をシンクロ召喚し《相剣師-莫邪》をサーチ 墓地の《天威龍-アーダラ》の効果で除外されている《天威龍-アシュナ》を回収 《相剣師-莫邪》を召喚して手札の《天威龍-アシュナ》を見せて《天威の龍鬼神》をシンクロ召喚し1枚ドローする事が出来ます。こちらの動きは手札の天威2枚から《天威の拳僧》《相剣大師-赤霄》《天威の龍鬼神》を出しながら手札は《天威龍-アシュナ》と未確定の4枚で終える事が出来、リソースと妨害共に高水準で終える事が出来ます。

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上記3点が天威ギミックのみで行える展開となります。

良くDMやリプライ等で頂く質問として

「《相剣師-泰阿》はいらなくないですか?」

こちらですが、天威ギミックを採用する上で純型よりも強く使える事が出来るカードなので不採用は基本的に考えられません。

《相剣師-泰阿》+《天威カード》

こちらの2点で

《天威の拳僧》《相剣大師-赤霄》《フルール・ド・バロネス》手札に未確定3枚の展開が出来ます。

《天威カード》を手札から特殊召喚 《天威の拳僧》をリンク召喚 《相剣師-泰阿》を通常召喚し墓地の《天威カード》を除外して効果発動 《相剣大師-赤霄》をシンクロ召喚し《相剣軍師-龍淵》をサーチ 《相剣師-泰阿》の効果で《天威龍-アーダラ》を墓地へ 《天威龍-アーダラ》の効果で除外されている《天威カード》を回収 《相剣軍師-龍淵》で《天威カード》を捨てて《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚

《龍相剣現》が無くても《相剣師-泰阿》を活かせる事が出来るのは天威相剣の1つのメリットと考えております。

エルドリッチ、シャドールの台頭によって今後あり得るデッキの変革

純型を使った所感ですが、《アンデッド・ワールド》や《スキル・ドレイン》、《御前試合》等の永続魔法罠や《エルシャドール・ミドラーシュ》への回答の薄さによりそれらのカードが負けに直結するシーンは多いです。しかし、天威相剣に採用されている《天威龍-ヴィシュダ》が上記のメタカードの対策を担っておりメインギミック内の展開パーツに回答を用意できている分、天威相剣ならば『回答が無くて負け』の場面は少なく感じました。

エルドリッチに2本目以降しばしば採用される《天獄の王》により、ライトニングストーム や羽根箒をケアされていたとしても、《天威龍-ヴィシュダ》や《輝竜星ショウフク》による除去を絡めライフを詰めに行けます。

《天獄の王》が絡んだ後の展開として《輝竜星ショウフク》を使った盤面の干渉を通していくプランを取るのであれば今後の天威相剣のサイドデッキには《天威龍-ヴィシュダ》の3枚目や《レッド・リブート》の採用も候補に上がって来ます。

また、それに従いサイドデッキからは《ライトニングストーム 》が抜けていく候補に上がると思います。

そして、メインギミックから《トークンコレクター》をケアする動きが用意されていて、且つ《天威龍-ヴィシュダ》が2本目以降の後攻時に増やされるのであればサイドデッキの《トークンコレクター》は抜けていく候補になります。

他にも

後手時に《天威龍-アーダラ》+《相剣軍師-龍淵》でガイザーをシンクロして捲りに

《天威龍-アシュナ》1枚で《天威の拳僧》をリンク召喚 《天威龍-アシュナ》で《天威龍-ヴィシュダ》を特殊召喚 2体目の《天威の拳僧》をリンク召喚して《天威龍-ヴィシュダ》で相手のフィールドを除去

このように天威ギミックを用いた後手時の手数もとても協力です。

また、《相剣大師-赤霄》《天威の拳僧》《フルール・ド・バロネス》+1200ダメージでピッタリ8000に届くのも魅力の一つです。

《天威の龍仙女》を用いた妨害の貫通や《天威カード》を用いた《原子生命態ニビル》を撃たれた後の妨害の作り方等、まだまだ天威を用いた器用な立ち回りが可能ですのでこちらはまた次回以降書く気になれば書こうと思います。

8月8日時点での現状の構築

過去の構築よりエルドリッチを重く見た構築ですが、より重く見るのであれば《DDクロウ》や《王宮のお触れ》の採用も検討するつもりです。

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最後に

不慣れにより大変見難い点もあったかと存じますが、ここまでご覧頂き心より御礼申し上げます。

天威ギミックの採用はご存知の通りGを重く貰うシーンがありますが、手数の多さや安定して召喚権を通しに行ける点等の魅力が沢山あるデッキなので是非一度試してみて下さい。

純相剣も今環境で確固たるポジションを築く強いデッキですが、相剣というデッキの新たなアプローチとして『天威相剣』をご覧頂きました皆様の頭の片隅に置いておいて頂けますと幸いです。

※メインのロンギはサイドのニビルと反復横跳びを繰り返しています。

※天威相剣の事が詳しく解説されている動画はこちらですhttps://youtu.be/ZQmhZmM3F_g

↓質問箱のURLになります

https://peing.net/ja/shinohara_rrr

後述はございませんが、もしこちらの記事がお気に召しましたらチップ感覚で購入して下さると幸いです。

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