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フリースクール見学

デモクラティックスクールや
オルタナティブスクール、
フリースクールを視野に入れたのは
実は4年前のこと。
小学校に入る前に自然スクールを検討したが
タイミングや勇気や資金や
いろいろと踏ん切りがつかずに断念した。
だから私の中では「ついに!」だ。

今日はデモクラティックスクールに見学に行ってきた。

学校に疑問を持ってる子ほど
打ち解けるのが早いと思う、と
スクールスタッフから聞いたが、
そのとおりだと思った。
観察力のあるむすこは様子を見ながら、
その場に馴染んでいった。

ゲームはしないつもりで来たけれど
今日は雨。
部屋の中にいるほとんどの子がゲームをしていた。
来る前からゲームってどうなんだろうと思っていたが
ずっとやり続けることはなく
周りの子とおしゃべりしたり
他の遊びをしたり、
ひとりになったり、
またゲームをしたり、
それぞれのペースで
やりたいことをやりたい場所でやっていた。

晴れの日はこれに外遊びが加わる。
巨大トランポリンやブランコ、
作りかけの滑り台、
外で料理できる場所もあった。
お弁当は、お腹が空いたときに
食べたい場所で食べたいように食べたらいい。
おもちゃも漫画も山ほどある。
静かにする部屋もあれば
ドラムセットがおいてある部屋もある。
そんなスクール。

掃除当番やミーティング当番もあって
困ったことや希望、要望を議題にして
こどもたちで決めていく場も毎日ある。
会計もこどもたちでやる。

おとなはこどもたちに寄り添う。
おとなから何か働きかけることはない。
こどもは、こども様ではない。
異年齢もおとなもみんな並列。
お互いを尊重し思いやる。
ひとりひとりが責任を持つ。

今日の学校見学では
保護者やOBに話を聞く時間を取ってもらった。
話す中で、わたしがむすこを
デモクラティックスクールにいれることへの
抵抗がないことがよくわかった。
そして
両親から「勉強やらせた方がいいんじゃないか」
と言われて、わたしの心がざわつくことへの
不安があることがわかった。
自覚した。

今日のスクール見学では
「むすこを信じるわたし」は間違えていない、
と自信がつくものだった。
その自信は、
実母の言葉でざわつくわたしを
ざわつかせないわたしにするものだ。
私が進もうとしている方向は間違えていない。

むすことの時間を増やし
むすこを信じよう。
もっとそうしたいんだ。
そうしよう。


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