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小豆島旅行

年末から夜行バスか急行バスで米子まで行き
船で隠岐の西ノ島に行こうと考えていた。
京阪ーJRーバスーJRーフェリー
特に長距離バスはむすこにはハードルが高い。
年末年始、今年は混むだろう。
どう考えてもむすこが不機嫌になること間違いなしだ。

ということで年末年始旅行は断念した。
でもどうしても学校が始まる前にどこかに行きたい。
3連休で行くか、と考えたが
隠岐への船はよく止まるらしい。
天気予報も雨や雪だ。
船は止まるだろうと予想し、
瀬戸内海をプリントし、
むすこに島を選んでもらった。

そして行き先は小豆島に決まった。

隠岐への船は1日2本。
朝と昼。
関西から小豆島への行き方は何パターンかあり、
新幹線まで岡山まで行き、
マリンライナーで一旦四国に入る。
高松からなら土庄港行きが1時間に1〜2本出ている。

途中で行き渋ったり、
機嫌によって何が起こるかわからないので
時間に縛られる行き方はできない。
高松からならむすこを急かさず
小豆島に入ることができた。

高速船で酔ったむすこは
案の定ホテルにすぐ行きたがった。
しかし今回は1泊。
時間がない。
小豆島に着いたのは15時。
あいにく雨も降ってきた。
のんびり歩く予定だったが
急遽レンタカーを借り
小豆島の西側にある土庄港から
南東の堀越までドライブした。
むすこはずっとゲームしていたが、
堀越の端っこに着く直前で機嫌が悪くなり
仕方なくUターンした。
雨で目的の夕陽も見れないか、とわたしも諦めた。

事前にどこの小学校が人数が少ないか調べ
苗羽、古江、堀越あたりへの
引越しを想像しながらのドライブだった。

初めての小豆島。
思っていたより町だった。

翌日は朝早く起きて
朝日を望みながら大浴場に入り、
早々にチェックアウトした。
むすこの大好きないちご農園に行き
30分食べ放題を体験したあと、
移住相談をしているところに行ってきた。
私が話を聞いているあいだ
むすこは砂浜で遊んでいた。

海に入りたくて入りたくてうずうずしているむすこ

初めて見るウインドサーフィンに目を輝かせ、
海に入る準備をしているおじさんたちに声をかけ
やりたい気持ちが高まっていた。
やるなら中学生ぐらいかなと言われ、
でもどうしてもやりたくて、気持ちが抑えられず、
風の冷たい中、海に入ってしまった。
靴下が濡れるほど靴に海水がしみていたが
寒がっていても大満足の顔だった。

内海の穏やかさは
むすこをひとりにしていても安心で
(サーファーのおじさんたちもいるし)
ゆっくり移住相談し、
たくさんパンフレットをもらってきた。

お昼時になったので、
中山の棚田までおにぎり定食目指して向かった。
ほとんどお店がない中
ぽつんとおしゃれなおにぎり屋さんがあり
残念ながら観光客で並んでいたため素通り。

港近くまで戻って、うどん屋さんを探して
むすこに初ナビをしてもらった。
わたしもむすこも
右を左と言ったりしてしまうので
遠回りして目的地に着いた。
むすこの大好きなうどんが目的地だし
初めてナビをする新鮮さで
むすこの機嫌はすこぶる良い。

うどん2玉の大を頼んで
途中で一味を入れたりして完食した。

大好きなうどんは美味しいし
サーファーのおじさんたちも優しかったし
米も醤油も美味しいだろう。
むすこもここに移住したい!と言いながら帰った。

が、思っていたより盛えていて
望んだらすぐ手に入りそうな環境。

私はあえて不便なところに住んで
不便を楽しみたい。
ないならあるものでまかないたい。
ない、できない、ではなく、
これでできる、を積み重ねたい。

今住んでいるところから小豆島までは
帰りは5時間半かかった。
時間でいうと、わりと遠いのだが
地図上では関西に近い島だ。

次は広島、愛媛、山口の島にも行ってみたい。
それから移住先を決めたい。

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