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29歳のbirthday

6月16日の日曜日に29歳になった。
19歳の時も確かそうだったが、10代や20代が終わりそうになることで危機感を持ってくる。
若くもなく、老いてもなく、中途半端な年齢。

やりたいことはたくさんあるけど、
何もできてない日々が続く。
やろうやろうと思っているだけでは、意味がない。
一歩を踏み出す歳にしないと、一生後悔する気がする。
そんなことを考えてたけど、
日曜日は思いっきりダラダラした。
四度寝はしたと思う。
気がつくともう夕方になっていて、子供たちや鳥たちの声が聞こえる。17時のチャイムがゴーンと響き、
まるで、私の自堕落な今日という日を、
軽蔑するかのように聴こえる。

これではいかん。と、とりあえず、家を出た。
せっかくの誕生日だから、寿司を食おう。
そう思って、上野駅の立ち食い寿司に入った、
基本的には禁酒しているが、今日くらいと、
小ビールを頼む。
それと、サバとタコ、マグロとイカ、サーモンを頼んで、すぐに手際よく、握られものの3分ほどで全ての品が目の前に並ぶ。
それらをサラッと平らげ、お店を出た。
滞在時間、10分。これが江戸的な寿司の楽しみ方だと自分に言い聞かせる。

することもなくなったので、映画を見に行く。
上野のPARCOの映画館に着き、何を見るかを考える。
なるほど、今期はかなり豊作だな。見たい映画が多い。
せっかくの29歳。これまでの膿を吐き出すように泣きたいと、ディアファミリーを見ることにした。
映画まで一時間ほどあったので、御徒町で散歩して、
ぐるぐる上野を音楽を聴きながら、まわっていたら、
映画の時間が近づいてきた。
コカコーラゼロのLを購入して、映画館の席に着いた。

案の定、ものすごい泣いた。というか、これは泣かせるためだけの映画である。
父親のまっすぐ諦めない生き方に、
ひたすらかっこよさを覚えた。

29歳、諦めずに生きよう。
まずはこの日記を3日間つづけるところから。
写真は代々木公園で落ちてたボクサーグローブ。

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