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筋酸欠による広範囲の浮腫

筋酸欠に伴って体に現れるのが、浮腫みです。これは、いわゆるデスクワーク等で足に起きる浮腫みとは少し違い、疲労(筋酸欠)により起こるもので、部分的というより体全体や広範囲に出現します。

筋酸欠による血行不良で、毛細血管の血流が悪くなった状態です。

毛細血管に豊富な流れがないために、血管の外でうっ滞している間質液(老廃物を含む)を血管内の流れに引き込むことが出来ずに、浮腫みとなっています。

血流整体は「高野豆腐理論」と、血流整体の基礎的な手技法「点線面」により広範囲かつ深部まで隙間なく解すことが出来、うっ滞した間質液を直接刺激して血流に戻していきます。

それにより、体のラインは施術中から細くなり、余分な間質液は血管内に流入し、循環血漿量が増加します。この循環血漿量の増加により施術後は一時的に血圧の上昇が見られます。(特に最低血圧が上昇します。)

ところで、体内で物質が移動する力は、濃度が高い方から低い方へ移動する浸透圧の力によるものです。血液では、血漿成分が毛細血管から外へ出て、また再び毛細血管内に流入する力を膠質浸透圧と言います。


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