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相談事例:知らずにいた夫の終活に感謝

相談者:クロダ様

夫は60代からインスリン注射をするようになり、病気がちになった。それでも体調管理をしながら80歳を迎えたが、急に体調を崩して入院することになった時に進行しているガンが見つかった。そこからあっという間に衰弱して、3ヶ月程で亡くなってしまった。

私たち夫婦には子どもがいない為、相続についてはのんきに構えていたが、夫が亡くなってから遺言が出てきた。ガンが見つかった直後に書いたものだった。子どもがいないので、主人の財産全部私に来ると思い込んでいたが、お陰で苦手な主人の妹とお金のことで話し合いをしないで済んだ。主人はいつ、こんなことを勉強したのか。とにかく夫には感謝している.

☆未来に繋がる気づき
お子さんがいないご夫婦の財産は兄弟姉妹にも相続権があります。法廷相続分は配偶者3/4兄弟姉妹1/4です。兄弟姉妹には遺留分がありませんので、遺言があれば、兄弟姉妹遺産分割協議をすることもなく、遺留分を請求されることもありません。ご主人の奥様への配慮を感じますね。

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