映画「世界一キライなあなたに」

とっても久しぶりに、韓国以外の外国映画を観ました。
Amazon Prime Videoのホームに、いつもチラチラと視界に入っていたものの、特にそそるわけでもなく、ずっとスルーしていた、この映画を。

これはちょっと黙っていられないぐらい、良かった。。。
こうして投稿しているぐらいなので。

事故で四肢不随になった青年を看護するアルバイトに就いたルイーザは、事故のせいで性格が歪み、人を寄せ付けない彼に手を焼きながらもお金のために仕事を続けるのだけど、彼が今の様では生きている価値が無いと死ぬ事を選んだことを知り、死ぬ気が失せるような楽しいプランを考え、実行していくんです。

そんな彼女のひたむきさや素直さに次第に心を開いていく青年は、いつしかルイーザを愛してしまうのだけど、その想いが強まれば強まるほど、我が身の境遇にいたたまれなくなる。
そうとは知らないルイーザは、彼が楽しんでくれていて、生きる希望を見いだしてくれたと誤解する。
そのうち、彼の優しさ、自分を想ってくれる気持ちの深さに、ルイーザも彼を愛してゆくんだけど。。。

実はこの映画では、人が死ぬ時期を選ぶということ、つまり尊厳死(自殺幇助とも表現される)と、それを周囲の人がどう受け止めるのか、が大きなテーマになっていて、彼やそのご両親、そして愛する人のように、去りたい人、去ってほしくない人、どちらかの立場になったとき、じぶんだったらどうするだろう?どうしたいだろう?と、強く考えさせられる。

後半はずっと号泣してました。。。
どんな結末になったかは、映画をご覧いただいたほうがよいです。

わたしはウィル(四肢不随の青年)が、とんでもなくキュートで、ルイーザの誕生日に贈ったプレゼントが最高だった。
(笑顔もキュート!←ちょっと脱線w)
ルイーザもキュートで、この映画、すご~く気に入りました。
何か落ち込んだりしたときに観たくなる映画になるんじゃないかと思います。


ルイーザ:エミリア・クラーク
ウィル:サム・クラフリン

原題:「Me Before You」

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