骨格標本の作り方2と3 解剖と準備
山で動物の死骸に出会った。
そんな時は,ぜひ骨格標本に。
そのために,いつでもポリ袋を持っていると便利。
メメントモリ。
死。
汚れやけがれ、避けるものとしがちだけど、身近に感じておくことって大切だと思う。
死を身近に感じられる遊び、趣味。
骨格標本
骨格標本づくりのノウハウまとめのnoteです。
前段、標本の計測についてはこちらをどうぞ。
2.解剖
いきなり骨にしようとしても、時間がかかったりしてうまくいかない。
骨にする前に、皮をむき、内蔵や筋肉をできるだけ取り除く。
解剖しながら頭部、胴、四肢、尾に分ける。この時、大型の動物の場合には、胴をいくつかに分けるために脊椎骨どうしの間接で切りはなす。
注意点:
膝蓋骨や、ネコ科の鎖骨、そしていくつかのグループに見られる陰茎骨は筋肉について一緒に取れてしまうので、なくさないよう注意。
クジラ類の寛骨も筋肉の中に埋もれていて見つけるのは大変。
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部位
・頭部
・胴
・四肢
・尾
3.骨にする前の準備
いくつかに分けたパーツごとに、寒冷紗で包む。
なくしたり、部位が分からなくなるのを防ぐため
骨にする方法(1)や(5)の方法をとった場合、よほど大きな動物でないかぎり、足や尾の先端などの小さな骨をなくすおそれがある。
それを防ぐためには包むのが一番。また、(1)(5)の方法の場合でも、4本の足の骨をまとめて骨にしてしまうと小さい骨の前後左右を区別するのが、大変。
そのため、4本の足の骨は別々に包む。ただしネズミ程度、それより小さな動物の場合には、寒冷紗では網の目が大きすぎて、骨が抜けてしまうおそれがある。
寒冷紗
寒冷紗とはなんぞ?レベルだったので、調べてみた。
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E5%AF%92%E5%86%B7%E7%B4%97/
寒冷紗(かんれいしゃ、米: cheesecloth, 英: (victoria) lawn)は、荒く平織に織り込んだ布。織り糸には主に麻や綿などが用いられる。
農業分野では、耐候性や耐薬品性などの性能向上のため、合成繊維ビニロン糸、テトロン糸や高強力ポリエステル糸などを使用している。
次は、いよいよ、骨にしていきます。
最後まで読んでいただき感謝です(ぺこり)
透明骨格標本の世界も素敵です。
ぜひ覗いてみてください。
#shinmr #SHINBOK #骨格標本 #骨 #作り方
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