私立学校の教員採用試験の内容【筆記試験編】

倍率10倍以上にもなる最初にして最大の壁の書類審査を突破することができた場合、次に課されるのは筆記試験です。筆記試験の内容は学科試験(教科の試験)に加えて、小論文や教職教養やクレペリン検査を課す学校もあります。では、どのような形式、難易度、テーマで出されるのかについて書いていきたいと思います。

(1)教職教養

教育に関する知識問題の総称で、公立の教員採用試験では必ず課されるものです。基本的に暗記物ですので教職教養の参考書を一冊買って地道にやることをオススメします。私は公立学校も受験していたため、私立学校を受ける際に特別対策はしませんでした。

(2)クレペリン検査

適性検査と言われる場合もあります。その人の性格や職業適性を一桁の足し算によって確かめるものです。特に対策は必要ありませんし対策できませんので、素直に取り組めばよいと思います。

(3)小論文の形式とそのテーマ

60分で800字から1000字を求められることが多いです。私が受けてきた中での小論文のテーマは以下のようなものがありました。

ここから先は

533字

¥ 198