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24卒の就職率は過去最高98.1%

2024年5月24日の読売新聞のオンライン記事を見て驚きました。

今春の大卒就職率、過去最高98・1%…企業の人手不足感高まりコロナ禍前上回る(読売新聞 2024/05/24 10:58)

2024年卒業の大学生の就職率は98.1%でした。98.1%といったら、就職したいという意思を持って就職活動をした人たちは、ほぼ就職できたことを意味します。

しかしながら、就職活動の波に乗り切れない人も中にはいて数値には表れていない人もいるでしょう。また、内定はゴールではないので、働き続けられる環境を企業側が整える施策は今後さらに求められるのだと思われます。

ここで四十代、五十代の管理職は「自分のときはここまでしてもらえなかった」という怨嗟や妬みの感情を抱くこともあるでしょう。しかし、そのような時代は終わったのです。それに就職氷河期の過酷な就活、労働を再現したところで、誰も得はしないわけで、変化を受け入れ、再設計していくしかないのだと思われます。

ただ、バブル世代(1965~1971年生まれ)の、特に男性は信じられないような接待を受け、就職したなどという話も耳にしたことがありますし、この世代は男女ともに正規雇用率も高いようです。

ですから、Z世代を揶揄するのもおかしな話だと思いますね。

終身雇用制度は崩壊しつつあるのに、新卒採用はなかなかなくなる気配がありません。ということは、企業側にとっても若い世代をまとめて採用できる制度はうまみがある、ということなのでしょう。

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