祈りたい人に寄り添ってくれる、晴佐久神父の本『おさなごのように』。
雑誌『クロワッサン』の「本を読んで、会いたくなって」というコーナーで、晴佐久昌英神父にインタビューしたのは、昨年の夏のことだった。
当時、出たばかりだった著書『おさなごのように 天の父に甘える七十七の祈り』について、お話をうかがった。
『クロワッサン』は一般誌なので、ふだんは宗教関連の本を取り上げる機会はあまりない。私は昨年、たまたま何回か、同コーナーを編集&記者として担当していた。
そのころ、国内では大阪北部地震や西日本の豪雨など、自然災害が続いていた。取材は8月だ