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都立武蔵丘高校野球部へ訪問!軸になる2年生バッテリーや「野球部」も「学校」も『改革』を目論む優秀な2人の指導者

5/4に都立武蔵丘高校で都立日野高校Bチームと練習試合があると聞いたので、監督の扇原進先生の応援に行ってきました。何故、扇原先生の応援に行ったのかは過去記事を見てください。

西武池袋線の富士見台駅から約10分ほど歩き、住宅街の中に校舎はありました。緑溢れるいい校舎です。多分初めて?

当日は13時頃から2試合予定されていて、1試合目は全部見て2試合目の途中で帰らせていただきましたが十分力あるチームだったように思います。日野高校は何度も強豪私学に勝利しており、Bチームとはいえ十分力あるチームです。

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1試合目に先発した左投手の子はまだ2年生らしいけど、すごくいいボール投げていました。インコース投げれるし、クイックも牽制も上手。都立野球部あるあるなんですけど、細かいミスが多かったように思えます。そこは指導者の方に頑張ってもらって、この辺が整備されれば優秀なチームになると。けど都立は何個かのミスは容認しないと勝てない。自身も都立で野球をやっていたのでよくわかります。

扇原監督も試合中はいい打撃、いいプレーにはしっかり褒めてたし、ダメなことに関しては何故ダメだったのかちゃんと説明する。選手も3学年で20数名とのことでしたがやりやすくいい雰囲気でやれてるのかなと感じました。勝ちたいと思ってる野球部でやっぱり選手が固い。ミスできない、打たねばならないってなるから。だけど武蔵丘の子は積極的にバット振るし、走る。都立が崩れる原因はやっぱり『守備』ここはまだ伸びると思いますので、扇原監督がたくさんノックを打ってくれることでしょう。

またこの日に面白い人に会えたのが同じく武蔵丘野球部を指導されている鈴木秀志先生です。扇原先生と共に武蔵丘野球部の強化にあたっています。

話を聞くと元々、印刷会社に勤めていてそこから教員になり軟式野球を長く指導されていたそうです。前任校である都立八潮の野球部を指導されていたときの話を聞いたのですが、自身では想像できないぐらいの内容で絶句しました笑

まあまあ強面だったんですけど、丁寧に接してくださり経験値あるからなのかすごく人間味あふれる先生です。

見事鈴木先生の指導により都立八潮野球部は更生されていったそうです。改めて都立はいろんな奴がいるから、先生方もそれを承知の上で指導にあたってるんだろうなと思いました。

2人の指導者とも決して怒鳴るようなことはありませんでした。
どうしたらもっと良くなるのかを段階を経て、言葉にして指導しているように思えました。選手も変な厳しさよりかは、仲間を応援する声が出ていたのはすごく良かった。

自身は多分、初の武蔵丘高校だったのですが試合前は複数の部活動がグラウンドで活動していました。一番感じたのは学校が明るい、パワーがあるなと。どういう意味かというと生徒は学校が好きなんだろうな、校門を通って暗い感じがしなかったんです。自身の母校はどうだったかなあと...。

タイミング見て、2人の先生にぶつけてみたら同じことを思ってくれていました。

「すごくいい子達でみんな学校が好き。学校が好きって大事なんだよね」

「ここ数年でいい雰囲気に変わったところがある。けどまだまだ変えられる」

恩師である有馬先生も都立城東で甲子園行ったときは学校にパワーがあった、選手が仲良しなことはすごく大事とよく言ってました。

自身は絶対教員なんてできないけど、先生の本気度って生徒に伝わるから扇原先生と鈴木先生の指導を受けられる武蔵丘の子達は良かったんじゃないでしょうか?指導者されている方の宿命なんですけど、スポーツの世界は勝って評価される。このコンビで勝ち上がってほしいですね。

今夏も必ず応援に行こうと思いました。

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