【監督就任後の初コメント!?】当初は教員と違う道に...福岡ソフトバンクホークス・石川柊太の2番手投手...。komajo駒沢女子高校野球部監督に『芦田大介』が就任!

 今年大きく話題になったのは高校女子硬式野球の全国大会決勝が阪神甲子園球場で行われたことだと思う。『甲子園は男子だけのもの』だったのが女子も使えるようになりました。女子硬式野球に力を入れる学校も増えてきたことは事実ですけど、まだまだ加盟校は少ないと思います。

そんな中で中学時代の世田谷西シニア、高校野球部で同級生だった芦田大介が駒沢女子高等学校の女子硬式野球部監督に就任しました。連絡もらったときは本当にビックリした。本当に嬉しいことです!

ただ大学卒業時は当初は教員と違う道に。
本来は恩師が都立で指導者やってるから、都立高校の教員になりたかったって話もあるけど、本人からはここ(駒女)で良かったという言葉も聞けています。今では誇れることなんじゃないかなって思います。

高校野球に関しては全国に加盟校が4000何校。甲子園の注目度がすごいから指導者になりたいって人はたくさんいると思うんだけど、人と違うところで指導者としてやってみるのもすごくいいんじゃないかと。希少価値は女子野球の方が全然あると思う。それでも男子の方で甲子園目指したいならそれでもいいと思うし。

ちょっと話は聞いたけど、勝ちたいって気持ちがやっぱり強い。
恩師の蓬莱監督や有馬監督は人としてのマナーや道徳に関しては厳しく言われるけど、人としての個性は潰さず尊重してくれました。選手の個性は壊さない指導してほしいと思います。同級生であるけど、当然野球指導に口出しできるわけではないので、今後も一応援したい指導者としてこっそり追っていきたいと思います。

本人に直接、自分が聞いてみたいこと、親目線で聞いてみたいことを聞いてみました。

■恩師からかけられた言葉

監督を務める事になり、まず報告をしたのは高校時代から社会人になってもお世話になっている有馬信夫先生でした。

芦田:「有馬先生、監督を務めることになりました!」

有馬:「そうか、おめでとう。顧問の先生方や選手達とよく話しをしていくんだぞ」

有馬先生には、教員・指導者になって学校生活や野球を通した人間教育をしたいと相談をしていましたので、駒沢学園の教員・顧問になった時も今回の監督就任の報告もすごく嬉しそうな声で喜んでいました。

■女子野球を指導してみて感じたこと

これまでの野球経験から、野球は泥臭く厳しくて指導者が恐いというイメージがありましたが、その価値観が大きく変わりました。

野球を心の底から楽しんでやっているのが伝わり、練習でも試合でも明るい雰囲気があり、指導者も選手達と楽しく野球をしています。

■これからどんなチームを作りたいか

もちろん強いチームを作ります。ただ、それはチームのレベルだけではなく野球を通して人間として強いチームを作ります。

そのために、次の2つのテーマを念頭において指導していきます。

「happy baseball」
野球をやって良かった、野球をやって幸せ!

「人間力の向上なくして競技力の向上なし」
ただ楽しいだけではこの気持ちになりません。

約2年半の高校野球では、上手くいかないことが大半でそれを克服・能力向上させるためには本気で自分自身やチームと向き合い自分を高めていかなくてはならないと思います。自分に沢山悩むでしょう。チームのことで沢山悩むでしょう。

その悩みの中で創意工夫が生まれ、出来ないことができるようになるのだと思います。そうして本当の楽しさを感じ、本当の感謝を抱くと「野球をやって良かった」という気持ちが心の底から湧き出てくると思います。

3年生が引退する時、このような人間になれるように指導していきます。

■女性特有の身体のことで練習に出られないとき

月経と怪我の関係性などを考えれば無理してほしくないです。

成長期の大事な時期で高校生時にレギュラーになって活躍したいという気持ちもわかりますが、将来の身体に影響を及ぼしますから休む時は休むというメリハリが大事だと思います。

このことについて私のような男性指導者に言いにくい時があると思いますので、駒沢学園では練習が始まる前に必ずマネージャーが選手の体調や人数を報告してくれます。また女性指導者が3人いるのでそちらに連絡・相談できるようになっています。

■怪我したときの対応

これは女子でも男子でもさほど変わらないと思いますが、学校の部活動ですので何かケガがあったら保健室等で応急処置を施します。またケガの状況を保護者にも連絡し、もし生徒が1人で帰れないと思われる時は、保護者の方に迎えにきていただくこともあります。野球部には4人の顧問がいますので、ケガ等の有事に対応できるような体制が整っています。



ついに大介が監督になったかという印象です。
中学時代はほぼ登板機会なかったけど、高校に入って覚醒。有馬監督から大事なところを任せてもらえる投手に。人ってこんな変わるんだと上から目線で失礼ながら感じてました。

本当に指導者・教員の世界で頑張るって決めたのであれば覚悟持って心底頑張ってほしい。これからもずっと応援したいです。

自身も出版を頑張って、大介と仕事できるようになりたいと思います!

いただいたサポートは自費出版の作成費用(謝礼、交通費)に充てさせていただきます。励みになりますので応援よろしくお願いします!