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硬式と軟式どっちを選ぶ?

 昨今野球界がいろいろと大きく変わり始めていることは選手ではない自分でも理解できています。

野球は野球でも硬式、軟式、準硬式、ソフトボール等々があります。ボールが違うだけで野球は野球です。

どのチームを選び、どんな野球人生を送り、どんな指導者に教わるのかなどなど...。節目での決断が野球人生を大きく変える決断をしてくると思います。プロ野球選手になれた!って人もいれば、好きな野球を諦めてしまうことも。元々は好きで始めたスポーツなのにカテゴリーが上がると精細になってくる、かつ本来の楽しさよりもチームとしての勝ちを求めてしまうところが出てくる。そうなると試合出るメンバーはいつも同じ選手ばかりになってきてしまうという悪循環が野球界では大きく影響している。トーナメントも良くないのかなあとこの本を見て感じることもありました。

なぜ自分が硬式野球チームである世田谷西シニアを選んだか?記事を見てくれれば書いてあるので、こちらを見てください!

僕自身は野球は大好きなんですけど、技術的に勝負はとてもできる感じではありませんでした。少年野球の上手い先輩方もトップクラスの連中が硬式野球...世田谷西シニアに進むことを選んでいましたね。今や超名門なんですけど当時創部11年目に入団したチームだったのでまだまだ創成期だったように思えます。中学生になっても野球は続けたかったので選択肢としては2つ。

世田谷西シニアに入るか、中学校部活動で野球をやるか。

やはり最終的に世田谷西シニアに進んだことが本当に良かった。
意識高い選手や先輩方、入ってきた部員を全力でサポートしてくれる指導者の方々。この辺がやっぱり良くて硬式を選んで良かったのかなと思っています。本当に世田谷西シニアというチームは希望する子を全員受け入れて、目の前の部員を大切にしてくれるチームだから3年間続けることができました。中学野球のチームでは小学生をスカウトしているチームもあると聞きます。

軟式野球の部活動に関しては公立の場合だと先生方の異動もあるので、強さが維持されずらい。下手ではありますが、一生懸命やりたかったので硬式を選んだっていうこともある。失礼ながら遊び感覚だけはどうしても嫌でした。

それでもクラブチームに入ることで覚悟しておいてほしいことがあります。お金です。学校部活動とはわけが違います。世田谷西シニアで言えばグラウンドがなかったので、各地で練習と試合がありました。交通費、遠征代、月会費等々。親は本当にお金がかかるのでちゃんと覚悟はしておいたほうがいいと思います。多分部活動だと年間で数千円ぐらいではないでしょうか?

自身で言えば裕福な家庭ではなかったのですが、野球が好きで最後まで続けたいという気持ちがあったからこそ親も応援してくれ続けることができました。得られるものが多くあったことが硬式野球を選んだきっかけになったと思います。

部活動の軟式でもいろいろとメリットはあるように思います。
校舎の目の前にグラウンド、毎日練習できる、ボールが軽いから怪我のリスクが低い、費用がそこまでかからない等々。とある高校野球部の監督さんが言っていたことですが、「確かに硬式組は順応するのは早いけど、毎日やってるわけではないから案外体力がない。軟式組は硬式に徐々に慣れてくれば部活動は毎日あって体力あるから数か月経てばすぐ順応する」

これを聞いたとき、指導者は中学時代のことはあまり気にしていないように思いました。

今回の話に関しては結構あちこち行ってしまったのですが、まずは好きな野球を続ける分岐点になると思うのでプレーする子供、お金出してくれる親と一緒に見に行った上で入るチームはちゃんと検討したほうがいいです。

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