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僕の夢

僕には中1の時から変わらない、夢がある。
ずっと追い続けてきて、明確にイメージしてからは全ての意思決定の基準にもして、今でもつよく願い続ける、夢がありる。

それは、いいパパになること。

(今日のnoteは完全に自分語りです〜!あしからず!)

きっかけ

厳密に言えば、いいパパになり、いいパパで在り続けることなんですけど。

きっかけは間違いなく、小5の時の親の離婚でした。
そもそも父は単身赴任でずっと一緒に育った訳ではなかったんですけど、やはり家族が1人いなくなるというのは衝撃的で。

その時の情景は今でも鮮明に頭に浮かびます。
家の座敷でDSのレイトン教授をしていると、何故か母がきて、兄もきて。
母に「ちょっと話があるの」と言われ、「もうちょいまって。もうちょいで謎解ける」と返すと、兄に「伸也、一旦置き」と言われ、いつもはウザくネチネチ言う兄の声が優しいことに只ならぬ気配を感じたのを覚えています。

空気が張り詰め、何があるんだろう、俺何したんだろう、怒られんのかな、そう思ってると母がまるで何でもないことのように、「今日から家族が3人になります」と言いました。

「?」となりましたが、「離婚します。家族でいられなくなった。」と言われ、その後の話は省きますが、3人でわんわん泣いたのを覚えています。

まず、苗字が変わりました。旧姓から今の藤尾という苗字になりました。
中学までは旧姓で通すことになったので、テストの名前を旧姓で描くたびに、「こんなん嘘じゃん、こんな名前の人もう世界にいないじゃん」と傷ついていました。
(中学になってもその嘘と癖が旧姓で名前を書いてしまい先生を困惑させたこともありました)

それから、小学校の参観日や卒業式に僕の父の姿は見当たらず、母は悲しそうで寂しそうで、僕もやっぱりめちゃくちゃ寂しくて。
皆が親の話をするたびに傷つき、でも陽気に振る舞い、友達に名前を変わったことを適当にごまかしながら伝え、そういう傷ついたり嘘をついたりする毎日を経て。

僕は心底思いました。
「いい父になろう」って。
確か、中1の春だっけな。

夢を抱いてから

それから、ずっといいパパになることが僕の夢なんですよね。
ある種、強迫観念とか憧れに近かったのかもしれないです。

(なりたい、より、ならなきゃ)みたいな。

中1からずっと「付き合う人と結婚しよう」という恋愛観で、そんな振る舞いをしていたので、それが重いという理由で付き合っていた人に振られたことも多一度じゃないです。(今考えても重いわ)

勿論、他にたくさんやりたい事や叶えたい事があります。
好きな家具や食器を揃えたいとか、自然の中に別荘作りたいとか、もっかいバンド組んでミスチルの「終わりなき旅」やりたいとか etc.

言い出せばきりがないぐらい出てくるんですけど、「やりたい」じゃなくて「絶対死んでも譲れないものは?」ってなると、「素敵な家族を持つ事」、つまり自分が「いいパパになること」なんですよね。

この夢は僕の意思決定の基準にもなっています。
2つの選択で迷った時、「どっちがいいパパっぽいかな」みたいな。
誰かに何か言葉をかける時、感情的になるのを抑えながら「僕の理想の父親像ならなんて声かけるかな?」みたいな。

ちなみに就活も全部これで乗り切りました。笑
志望理由は全て「いいパパになりたいから」です。
いいパパになりたいから、こういう経験やこういう仕事をしたい。だから御社に、みたいな。
(結果、ほとんどの選考を通過できたのでやっぱりいいパパは最強)

やっぱり、絶対に譲れない。
幸せな家族を持ちたい。その為にまず、自分がいいパパでありたい。

まあこんな感じでうだうだ書いて、読んでくれてる方も思ったでしょう。
「いいパパってどんなパパ?」って。

何を隠そう、僕はアホなのでいいパパマンダラチャート」を作っています。

マンダラチャートとは

自分の夢を中心に置き、それを叶える為の要素を8つに分解。分解した8つの要素をさらに8つに分解し、結びつけ1枚の図表にし、合計81マスの項目にしたものをマンダラチャートといいます。
参考に、これは実際に大谷翔平さんが高校生の時に作っていたものです。

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僕も、これのマンダラチャートを作ってるんですよね。
分解要素は「人格」「家庭」「経済」「仕事」「プライベート」「健康」「学問」「社会接続」の8つです。

これを毎月ぐらいでアップデートしていきます。
どんどん、理想像は更新されますので。

まぁ、今日のnoteはこんな感じでゆるゆるの自分語りなので、参考がてらに各項目、特に大事にしていることをまとめてみます。今日はそれで終わり。
宣言みたいになるのかな。

もしお時間があるなら、読んでやってください。

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<人格>

・つよく、やさしく、おもしろく。
知識や知恵、忍耐力、やり抜く力、意志や挫けない心等の”つよさ”。
寄り添い、耳を傾け、時には厳しく叱り、無条件に人を愛し、受け入れ、肯定する”やさしさ”。
そして、そのつよさとやさしさをユーモアで表現すること、いつだって笑い、エンターテイナーでいることの、”おもしろさ”。

そういう人であること。

・自分を好きでいること
他人は勿論、自分も好きでいること。自分に自信を持ち、誰かに依存せずとも自分のことを自分で認め、好きでいること。決して過小評価せず、自己嫌悪しないこと。

・できない理由を探さず、どうすれば出来るかを考える人であること
できない理由を探し出したら無限に出てくるし、そうすると脳みそは腐る。そういうダサい人にならないこと。

<家庭>

・パートナーを第一に愛すること
同じぐらい子供を愛すること。奥さんを第一に考え愛することが結果的に子供のためにもなる。人生で1人、最愛の奥さんを大切にすること。

・子供には、靴紐を結んであげるように接すること
縛らず、押し付けず、多くを望まず。何でもやらせる。自分の目で見て触って、感じさせる。求めない。子供が好きに生きて自分と周りを愛せる様に、そうしやすい様に靴紐を結んであげて、背中を押してあげるぐらいでいい。

・エンターテイナーで在ること
家族をいつでも笑顔にする、そういう人であること。いつでもユーモアを忘れず、接しやすい距離感を作り、身近な存在であること。

・なにより、一緒にいること
昔の自分のような思いは絶対にさせないこと。孤独は人の心を病ませ蝕む。家族皆に、いつでも隣に父はいると思える様に、自分は絶対ひとりじゃないって胸を張って言えるように振舞うこと。多くの時間を一緒に過ごすこと。

<経済>

・何かを心から願った時、それがお金が理由で諦めないぐらい
それ以上は何も望まない。

・浪費、消費ではなく投資を
無駄にしたり、ただ使うのではなく、自分や家族のため、社会、世界の為にお金を遣うこと。

<仕事>

・愛と誇りを持って働くこと
仕事に誇りを持つ事。自分のやっている仕事に意味と意義を見出し、社会に価値を届けていると信じれる仕事をすること。
社員やクライアント、関係者等のステークホルダーに思いやりと愛を持って接する事。仕事をする上で目標にされる様な人間でいること。

・子供に胸を張って言えない仕事はしないこと
働く上で誰かを踏み台にしたり、傷つけたり、そういうダサい仕事はしないこと。時にそういう場面がくるかもしれないが、ちゃんと踏ん張る事。子供の目を見て自分の仕事の話をできるような父であること。

・誰かのお守りになるような仕事をすること
誰かが生きる上でやさしい気持ちになったり、勇気が出たり、明日が楽しみになったり、そういう風に思えるような価値を届けること。言葉の領域でそれを成し遂げる事。自分の死後も誰かの中に残り続ける様な誇り高い仕事をすること

<健康>

・引き締まった身体であること
だらしない身体じゃいないこと。程よい筋肉と脂肪、健康的で若々しさを大事にすること。子供の元気さに負けないぞ!

・年に数回は健康診断
家族を持ったら、家族のためにもちゃんと健康診断にいくこと。自分だけの健康じゃないことをちゃんと自覚すること。

<プライベート>

・企画家であること
常に誰かを楽しませられる様な、催しや会を開ける人でいること。そういう余裕のある、人生に小さくても彩りを加えられる様なプライベートの充実を図ること。

・デジタルデトックスを定期的にすること
インターネットや電子機器から離れ、ゆっくりとした、落ち着いた時間を持てる様にすること。自分の人生や家族と、そうやって向き合う時間をつくること。

・趣味を見出し続けること
何歳になっても新しい趣味を見いだすこと。精神を若く持ち、人生を謳歌できるように心躍る様な新しい趣味を作り続けること。

<学問>

・博識であること
知識は力なり、沢山の分野領域の沢山のことを知っているということは、それだけ世界が広いということ。よく物を知り、問いを持ち、世界を広げる努力を怠らないこと。何より、子供に世界の素晴らしさや面白さをちゃんと話せる人である為に。

・学びをやめないこと
いつでも新しいものを受け入れること。懐古しすぎず、世の中のトレンドをキャッチし、フレッシュな状態でいること。子供が生きる時代でいつでもちゃんと支えれる様に、勉強をやめないこと。

<社会接続>

・生まれてきてよかったと思える世界を目指すこと
手がとどく人が皆生まれてきてよかったと心から思うことのできる様な世界になるよう、貢献すること。そう振舞うこと。

・好きな人に胸張って好きと言える世界を目指すこと
性の壁の概念がなくなるように、貢献すること。子供も、子供の友達も、好きな人ができたときにその気持ちを思う存分表現できるように、身体的・精神的な性別が障壁にならない様な世界を目指すこと。

・積極的に社会とつながること
社会との繋がり方に、自分という人間が表れる。コミュニティへの接続数を増やし、価値を発揮して、幸せな人が増える様にうごくこと。

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皆の夢も叶いますように。

おわり


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