これからについてのご報告
はじめに
ご無沙汰してます!プジィことプジオことオプジこと藤尾です。
皆さん、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は実家に帰り、毎日家族と友人や後輩と充実した時間を過ごしていました。
おばあの家がムクムクしたあたたかい命、”ぼうちゃん”という名前の新しい家族を迎え入れ、10日間の内4日はわんこと戯れていました。(ばちくそ可愛い)
さて、noteを読んでくれている方から近頃よく「転職の調子はどうか」と訊かれるのですが、ひと段落したのでこの場を借りてご報告させて頂こうかと思います。
また、「藤尾って結局何がしたいの?」「どんな事がやりたいの?」と訊かれる事も多いので、合わせてお話出来ればと思います。
報告
結論から申し上げますと、現職のDirbatoというITコンサルティングファームを今月末で退職し、来月、6月1日からサイバーエージェントという会社のDXコンサルティング本部で新しい挑戦を始めるはこびとなりました。
まず、転職において力になってくださった方に感謝を申し上げたいと思います。
転職において4ヶ月もの間伴走して下さったONE CAREER PLUSのHさん。
時に寄り添い、時に熱い言葉をかけてくれ、時に自分の会社の人事につなげてくれた友人たち。
「どこにいっても伸也さんは伸也さん!」と背中を押してくれた後輩たち。
中々芽が出なくても見守ってくれた恋人。
全く相談も報告もしていなかったので当たり前ですが、帰省初日に「次はいつ帰ってくる?」と母や祖母。笑
皆のお陰で、約4ヶ月の転職活動に無事区切りを付けることができました。
本当にありがとうございます。
理想のキャリアについて
キャリアビジョンについて
まず、転職のきっかけやCA(サイバーエージェント)でやりたいことの前に、僕のキャリアビジョンについて。
ワークもライフも極論自己実現の為ですから、まず最初にどこを目指すかのお話をさせて下さい。
僕の夢
まず、僕の夢は”かっけーパパ”。
これをマンダラチャートというものを通して理想のパパ像を8つに要素分解していますが、その中でも僕が比重を置いているのが、
・人格
・家族
・仕事
です。
(その他:経済、健康、学習、プライベート、コミュニティ)
人格や家族は言わずもがなですが、僕は仕事も同じくらい大事にしたいです。たまに「10億円貰ったら仕事を辞めるか」という問いがありますが、絶対仕事は辞めたくない。
何故か。これが”志”の話。
人生を賭して、何がしたいのか、何を成し遂げたいのか、という話です。
そもそも仕事に対して強い想いを抱いたのは、今は亡き祖父の影響です。
祖父は大変立派な方で、具体的な話は伏せますが高度経済成長期の日本を大きく前進させた様な人でした。本当に社会的にも、人格的にも優れた方でした。
物心付く前からそんな祖父や、祖父の周りに集まる様な人に可愛がって育てて貰い、幼い頃から「僕もあの人たちみたいに何かを成し遂げたい」「自分も周囲や社会に貢献したい」と考えていました。
要は、「与えられた命をお前は何に使うのか」という問いですね。
24年間生きてきた僕の今の答えは「残すこと」です。
これまで生きて、沢山の人と出会い、挑戦し、失敗しました。
その中で自分が強く課題意識を覚え、どうにかしたい、このままではいけない、そう感じたことが、そのまま僕の理想へと変わりました。
全ての人が生まれてきて良かったと思える社会であってほしい。
死ぬよりも辛い思いをしている人の絶対数を減らしたい。
そして、人の数だけ、豊かな人生があって欲しい。
誰もが生き生きと活躍できる社会であって欲しい。
その為に自分が出来る事は、しなきゃいけない事は、力を付ける事。
力無き正義は無力であり、正義無き力は暴力である。
理想の社会に向けて今の段階で直接的に何か大きい課題を解決出来なくても、いつか来る時の為に。
僕の志は、自死ぬまで自分の描く理想の社会に近づく様な事業に関わり、サービスやプロダクトをグロースさせ続けること。
そういう志、キャリアビジョンがあります。
転職活動のきっかけと退職を決めるまで
何故転職を考えたのか
では、ゴールを踏まえて転職活動をしたのか。
大きく2つあります。背景や深掘りはしてもキリがないので、軽くにさせて頂きます。(詳しい話はまたお酒の席にでも)
想定のキャリアとのギャップ
環境
1. 想定のキャリアとのギャップについて
これは後にCAで挑戦したい事についてお話する時についてお話するので端折りますが、理想のキャリアと現職でやっている事に少しズレがありました。
現職はITコンサルティングファームで、労働形態としてはSES、人材派遣型のSE,SIerの様な業務が大半を占めています。
ITコンサルタントとしてキャリアを歩む上では、開発現場を経験する事はほぼ必須で、その上ではとても良い環境だと思います。
ただ、下積みの期間を経た先、数年先の先輩達の業務内容を見てそこに自分の理想との共通項が少なく、キャリアパスとギャップがあると考え、早い段階での転職を決意しました。
2.環境
こう言うと、環境のせいにするな、という自己責任大好きマンが湧きそうですが、僕は環境の力はめちゃくちゃ強いと思っています。
(さらに言うと組織作り、採用、育成から目を背けて”自己責任”とかほざく会社は大嫌い)
ですので、自分が高いパフォーマンスを発揮し、それを維持出来る環境。
足りなくても、自分で理想の環境に向けてコントロールできる環境。
細かい話はここではしませんが、ざっくり挙げると
・基本フルリモートでクライアントや同期、上司の顔が見えないこと
・MVV(Mission/Vision/Value)やチーム意識が希薄な事
・利他主義、社会貢献欲が発揮し辛い事
みたいな事が挙げられます。
環境を言い訳にしたくない。
自己責任。
だからこそ、より良い環境へ。そういう考え方もあるのではと思います。
退職を決めるまで
転職活動をしながら、退職を決めるまでは割とスムーズでした。
不退転の気持ちがあったのもありますが、1年目での転職、そして掲げる目標の大きさを考えると「もう後がない」という感覚でした。
現職でもう少し頑張るという選択肢もありました。そう同僚や上司に言われることもありました。
ただ、ちゃんとやり直したいという気持ちはそれより強くありました。
これは、単に自分の弱さだと思います。
この1年、めちゃくちゃ悩み、考え抜いたなぁと思います。
いっぱい動いて、もがいて、だからこそ新しい気持ちで新天地に向かえます。
調整の段階で色々ありましたが「遅かれ早かれと思っていた」と言われた時は驚きました。転職が決まりそうな段階で、上司と人事部に報告し、調整をかけながら、なるべく早い退職時期を選ばさせて頂きました。
5月31日で、退職します。少し早いですが、お世話になりました。
何故CAか、何故DXコンサルか
さて、何故CA(サイバーエージェント)という環境を選んだのか。
そして、何故DXコンサルティング本部なのか。
まず第一に、理想のキャリアパスにグッと近づくこと。
DXコンサルティング本部の事業は、簡単に言うとCAのリソースや強みを活かして、クライアント企業の新規事業やサービスのグロースや、マネタイズの創出に携わるというものです。
そこで得られるであろうものは、プロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメント等のスキルを通して事業をグロースさせる経験。
課題抽出から提案、戦略策定から運用、管理まで一気通貫して行うというものです。(泥臭そうな匂いがぷんぷんしますね)
僕のキャリアビジョンは死ぬまで自分の描く理想の社会に近づく様な事業に関わり、サービスやプロダクトをグロースさせ続けることです。
その観点で言うと、キャリアビジョンの解像度を上げつつ、基盤を身につける上で本当に恵まれた環境だと思います。
そういえば人事の方曰く僕が一番若手らしく、社会人2年目の僕がこんなポジションにご縁を頂けたのは稀だそうです。
改めて、何回も相談に乗ってくれたサイバーの友人、そして4ヶ月伴走してONE CAREER PLUSのHさん、本当にありがとうございます。
頭が上がりません。
(ONE CAREER PLUSは、転職に悩んでいるならマジで使ってみて下さい、まじで良いサービスです。いつか本気で関わりたいと思っています。)
第二に、CAという環境への魅力。
皆さんもご存知の通り、CAの評価はこんな感じです。
別にCA信者でも何でもないのですが、以下が魅力でした。
・手を挙げればとことんやらせてもらえる環境
・チーム意識とクライアント貢献の意識が非常に強い
・自己実現欲と熱量を持って働く人が評価される
くすぶっていた自分の熱量や強みを思う存分発揮出来るのでは、という期待が今は強いです。
(ここだけの話、正直CAには「ウェイウェイwww道玄坂の緑の会社www残業やばすwww」みたいなイメージが強かったのですが、実際に働いている人に沢山ヒアリングしたところ実際上記の様な人は極わずかで、殆どの人はそうじゃないと聞いて安心しました。草)
第三に、今この時期だからということ
聞く限り、生半可な環境じゃないことは理解しています。
知人も数人、体や心を壊しました。止められもしました。
ただ、誤解を恐れず言うと、少し羨ましかったんですよね。
周りを見ていると、ちらほらいるんです。残業が多く、大変な環境で働いている友人が。彼ら彼女らは今日も葛藤し、悩み、もがき、意味を探しながら働いている。
そういう人たちと飲んでいると「あぁ、自分何してんのかな」と感じることが多々ありました。
(別にそれを推奨している訳じゃないZE!待遇も悪く展望も無いしんどさなら辞めちゃいなYO!)
結婚はしたいし、そうなった時はいつでもどんな時でもパートナーを優先できる自分でいたい。
自分を本当の意味で最優先で考えられるのもそんなに長くないと思い、一番しんどそうな環境を選びました。
おわりに
正直、今の感情で言うと80%のワクワクと、20%の不安、そして2000%のムラムラです。(嘘です)
自分が採った選択肢に対しては、納得感はあります。
この4ヶ月、転職活動は本当に頑張ったしやり切ったと思います。
一貫して僕が「転職活動に”一旦”区切りはついた」とあえて言っているのは、この時期この段階での転職が成功かを決めるのは、今の僕じゃなく、数年後の自分、もっと言えば明日からの自分次第だと思うからです。
現職では、一生仲良くしてたいなと思える友人にも出会えました。
初めての正社員、初めての上司、初めてのクライアントに初めての業務。
新しい事、分からない事だらけでしたが、沢山学ばさせて頂きました。
彼ら彼女らと、環境が違えどずっと楽しく飲める様に、がんばりたいなという気持ちです。
来月から、どうなるのでしょうか。
とか言いつつも、また葛藤しながら、ひたむきに頑張るのだと思います。
「生きる事に真面目過ぎる」と、潰れる事を心配してくれる人たちにも安心して貰える位に、程々に、それでいて思いっきりやってやろうと思います。
大分長くなりましたが、直近と、これからについての報告でした。
関西の皆も、関東の皆も、また、飲みましょう!
それまでに、面白い話の2つや3つ、準備しておきます。
おわり
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