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安須森御嶽(あすむぃうたき)

沖縄旅行7日目

今回の沖縄の目的
ゆっくりする、温かいところ

妻の目的地「やんばるおもちゃ美術館」
僕の目的地「大石林山」

その中で、周辺を調べる中でどうしても気になっていたところ「安須森御嶽」

2日前まではスケジュール的に、家族の感じからすると難しそう、、、

聖地、修行の場、登山、初めは慣れた人と行ったほうがいい、入り口が分かりにくい、雨の日前日が雨の日は登らないこと、、、

おぉ、怯む。

でも、登ろうと決めるの朝、
当然のように行きたいという気持ちがムクムクと出てきて、家族にお願いしました。
辺戸岬でちょっと待っててと。
 
 
思いの外、スムーズに看板目印全くなしの駐車スペースに着く

妙にテンションが上がり、胸が高鳴り、坂道小走りからのダッシュ。(←誰?自分?って感じでした)
何か大好きな憧れの人に会うとか、大好きな人に会うみたいなやつな感じ笑


注意書きの看板や入口の祠をみて、若干怯む。
入っていんだろうか。
っていうか、ここ入るところなのか。
いや、駄目なら、ここまで来ないし、途中で帰ることになるだろ。

一礼して入山。


覚悟して行ったけれど、確かに険しかった。
道に迷うことや無理だなと思うことはなかったけど、これ行く?!みたいな。
でも、こういうの好きなんだなと。
すいすい登っていく自分。

道の途中、いろんなものに感激しながら登っていく。


途中の祠や穴、木、岩に手を合わせて目を開ける度に、視界が少しだけ違う気がする。

仕事柄、おおよその時間経過が分かるけれど、その感覚が全くなくなる不思議な感じ。

汗が風が気持ちいい。
 


頂上まで登らせてもらった。
空気が登頂できた安心感からか山の中より優しく感じる。
祠(拝む所)の佇まいや、景色を見ると、背筋がまた伸びる。
少し長くいると風が冷たくなってきた。
これて良かった。


頂上ももちろん素晴らしいと思ったけど、
途中の祠、木々や岩、山道、時折吹く風。
山自体、登ること、祈ること、これ自体が僕が求めていたものだったのかなと。
そんな場所、時間だった。

山は降りる時の方が大変、木や岩に助けてもらいながら降りる。イノシシがブンブン走っててビビる。石が崩れ落ちそうでビビる、今になってよく登ったなと。

誰一人として人に会わなかった。
無事に登れて良かった。
登れた、憧れの人に会えた感。

お礼をして山をあとにする。
心の中は振り返って、何度も手を振る感じ。

車に乗り込み、辺戸岬へカーナビをセット。
またこんな場所へ行きたい。

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