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努力と運のオリンピック  新見正則

オリンピック始まった!

パリオリンピック始まりましたね。僕は特別なオリンピックファンではありませんが、時間があれば見るようにしています。開会式は録画で見ました。セーヌ川の開会式は既成概念に囚われない発想で僕的には感激でした。
新しい何かを求める姿にとっても共感しました。

オリンピックで結果を出せるかは運 

オリンピックは金メダルが1個、メダルは通常は3個、そして入賞などがあります。各国のトップアスリートが集まる場で、結果を出すには日頃の努力と精進が大切と思います。しかし、最近はもっと大切なものは「運」だと思うようになりました。

 運を必要とするほどの努力をしている人の話

そんな「運」の話をすると、スピリチュアルだとか、いろいろと怪訝な顔をされることが多いのですが、自分の人生を顧みても成功を手にするには、運と縁の連続が必要だと思えるのです。

努力なくしては成功しません。運だけでは成功しません。しかし、上に上がれば上がるほど、努力と運の比率は、運が占める割合が増加すると思っています。運が必要と感じない人は、そういう立場なのです。

 運を見方につけられる人、そうでない人

そこで、運は自分では変えられないと思う自分と、運は自分でもある程度は変えられるという自分がこの数年間共存していました。

新見正則医院を開業してがんの患者さんをたくさん診るようになって思うことがあります。実際、当院の生薬フアイアを加えた漢方治療を併用することでがん治療の成績は相当向上しています。そして好結果が得られる人が多いのですが、何人かは不幸な結果になります。

敢えて長生きできた人を運が良い人、予想より短命だった人を運が悪い人とすると、明らかにその2群に差があるのです。簡単に言えば、フアイアを信じて飲む人は運が良いのです。フアイアを疑いながら飲む人は運が悪いのです。

 不思議な世界を言語化すると

そして他にもいろいろな要素があると思っていました。そんな僕の思いを正しく言語化している人に巡り会いました。松永修岳という人で、運の良い人の特徴として以下をあげています。

 運の良い人の特徴

■ いつも「偶然」としか思えないチャンスにめぐりあう。
■ 自分にとってプラスになる人とよく出会う
■ 普通なら「不運だ」と思うことを、いつの間に幸運に変えてしまう。
■ 多くの人と会うことで偶然のチャンスを拡げ、チャンスを大きな成功に結び付けている。また、知り合った人たちとの関係を大切にし、長続きするお付き合いをしている。
■ 楽観的で少々のトラブルやストレスにはへこたれない。
■ いつも「良い予感」を持っている。成功の予感、楽しいことがありそうな予感で心をワクワクさせている。
■ 進んで新しい経験を受け入れようとする。
■ 自分の直感を信じている。「時が来た」と感じたときの決断は素早く、知らず知らずのうちに、後から見て正しい選択をしている。
■ 自分の周囲で起こることを注意深く見ているので、チャンスや予兆に気づく。 

「運の管理学」松永修岳著(河出書房新書)

僕の頭の中のモヤモヤが言語化されました。詳細を知りたい方は「運の管理学」松永修岳著(河出書房新書)を御一読ください。

 

パリオリンピック、努力に加えて運が重なり、たくさんの好結果になることを願っています。


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