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僕のプレゼン  新見正則

講演会を盛り上げたい

昨日は日本薬科大学の漢方アロマプレミアムコースのキックオフ講演でした。
お風呂博士として超レアな存在で活躍している
石川泰弘先生とのご縁で依頼されました。

これまでも漢方アロマコースは7年前から行っていますが
今年の漢方アロマプレミアムコースは新しい特別な企画です。
そのキックオフ講演ということで僕も楽しみにいろいろと準備をしていました。

僕のプレゼンスタイル

僕は、壇上の正面に立ち、聴衆に真正面から正対してお話しします。
当然スライドは使用しません。

以前は僕もスライドを一生懸命作り込んで講演をしていましたよ。
スライドの欠点は、まずスライドが映らなかったらどうしようという心配です。
昔はUSBに複数バックアップ用のファイルを入れて持ち歩いたり、
発表用の予備のPCまで持ち歩いたこともありました。
その後、クラウドにバックアップすることを覚えUSBや予備のPCといった
余計な荷物は減りました。

昔のやり方でオンライン講演会に対応できる?

スライドの欠点はほかにもあります。
つまり講演がスライドの順番に縛られてしまうのです。
複数の講演を行うようになると、ほとんど同じ講演の連続になります。
昔はオフラインの講演でした。
講演場所が異なれば同じ講演を行っても、
聞いて頂く視聴者は異なりますから問題はありませんでした。
しかし、最近はオンラインの講演会が増え、全国の講演会が視聴できます。

漢方JP、見て下さいね

僕が主宰しているYouTubeチャンネル「漢方JP」は、無料動画がすでに1,000本近くアップされています。最近の僕の講演会は主催者がOKして頂ければ、すべて漢方JPにアップしています。ライブでも録画でもいつでも何度でも僕の講演が見られます。そこでは同じ講演会をアップしても面白くありません。

講演は生き物。どんどん進化します

そこで、視聴者との双方向で講演を行う作戦をはじめました。
つまり、講演中いつでも質疑応答をOKにして、
質疑応答をメインにすると同じテーマの講演会でも同じ内容にはなりません。

どんな質問が飛び出すかは、その時にしかわかりません。
参加者が随時質問できる方法にしてからは講演が生き物のようになりました。
同じテーマで、同じことを語っているのですが、
内容が自然と多岐にわたるようになったのです。

講演の秘密兵器

講演で大切なことは、講演の依頼者からお願いされた内容を忘れないことです。
それにはプロンプターが一役買います。
プロンプターに講演の主旨を載せておきます。
依頼者が希望する内容を箇条書きにして映しておきます(参加者には見えません)。

もしも突然お願いしたい内容が増えれば
その場でプロンプターに出してもらい、僕がそれを見て話をふります。

アクシデントも楽しい

そんな作戦で臨んだ今回のキックオフ講演会です。
念のため、開始2時間前に石川泰弘先生と打ち合わせを行いました。
そして、先方の依頼内容を再確認しました。
僕の前には副学長の都築先生と石川先生のお話があり、
そして僕の講演は13時30分から開始します。

13時から始まった講演会は順調に進みました。
順調すぎて都築先生と石川先生のお話、そして事務局のお話が15分も早く終わってしまったのです。

そこで急遽、台本にはない石川先生と僕の対談を挟んで、時間通り僕の講演を13時半から行うことにしました。ライブ配信がありますからね、時間は大事ですよ。

ハイブリッド(現地でも参加可能、オンラインでも視聴可能)タイプの講演会ではたくさんの方が目の前にいます。参加者の顔を見ながら、そして依頼者の意図に沿うように熱く語ります。

ご興味あるかたはご覧ください。


また、日本薬科大学の漢方アロマコースプレミアムコースは、10月末まで申し込み可能です。オンラインでも参加可能ですのでご興味ある方は是非ともご参加ください。

そしてプレゼンの秘訣は、僕達の著書「スターのプレゼン」(新興医学出版社)も参考にしてください。



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