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年末年始も勉強だ!  新見正則


メディアの伝え方ひとつで緊迫ムードに

新型コロナウイルス肺炎の勢いがまったく衰えません。新しいウイルスの変異株を持った人も国内で見つかるなど、本当に将来がわかりません。いろいろな情報はメディアから取ることが多いです。そして、そのメディアの伝え方もいろいろですから、そこから受け取る感覚もいろいろになります。

読者をコントロールするヘッドラインの力

読売新聞は「都内で新たに392人の感染確認、7日ぶり400人下回る」
朝日新聞は「東京で新たに392人感染 月曜日では過去最多」
このヘッドラインを一瞬見て感じることは、読売新聞は、なんだか感染の勢いは収まっているように受け取れます。しかし、朝日新聞は、とんでもないと感じますね。

記事の詳細情報は同じだったよ!

ヘッドラインをクリックして内容を見れば、両紙ともほぼ同じ内容を報道していることがわかります。ほぼ同じ内容なのに、読者の受け取り方がこれほどまでに違うのは面白くないですか? 編集サイドにとっては当然のことですが、僕にはある意味「悪意」と感じることがあります。メディアは目を引くヘッダーで読者を獲得するわけですから致し方ないとも言えます。

たくさんの情報が正しい判断に導く

できるだけ正しい情報を得るにためには複数の情報源を持つことが必要です。ネットが普及していない時代は、複数の新聞を購読して読み比べるという方法をとっている人もいましたが費用負担があり、誰でもできることではありません。現在はネットでつながる社会になりました。ネットの情報は無料な上に、簡単に比較することもできます。

同じニュースで新聞記事を読み比べてみよう

僕は複数の新聞記事をネットでいつも見ることにしています。基本的に読売新聞、産経新聞、日経新聞はほぼ同じイメージで、一方で朝日新聞、毎日新聞、東京新聞がまた同じような報道をすることが多いと感じています。

本当に良い時代になりました。たくさんの情報源に無料で接することができます。むしろ、いろいろな情報源に接していないと、世の中の流れがわからないこともあります。どちらが正しいのではありません。白は白、黒は黒と報道するでしょう。問題はグレーの部分をどのように報道するかだと思っています。

自分でもニュースを流してみたら?

昔は新聞とテレビ、ラジオが大切な情報源でした。しかし、現在はそこにネットが加わります。一番の違いは、前者は報道できる人が限られているのに対して、ネットの世界は誰でも報道する立場になれることです。こんな素晴らしいことはないと思っています。

僕のサイトはスポンサーなし。 できるだけ中立だよ!

僕もホームページやYouTubeで情報を流しています。そして新聞、テレビ、ラジオ以外にネットからの情報を愛用しています。そこには忖度がない情報がたくさんあるからです。むしろ情報が多すぎて、どれが正しい情報で、どれが偽りかを見極めることが大切になります。でも、限られた情報、編集サイドが吟味して、ある意味忖度を加えて流される情報よりも、ぼくは無数の情報に接して、いろいろな意見を仕入れて、そして自分で咀嚼して、取捨選択して、身につけることが僕には性に合っています。

 勉強するときは本! とりあえず、年末年始も勉強だ!

勉強にはやっぱり書籍なのです。ネットの情報は手っ取り早く概要をつかんだり、とりあえず調べるのに便利ですが、たくさんの情報をタテとヨコでつなぐには本としてまとめられた情報が最高と思っています。僕のホームページやYouTubeの「漢方JP」サイトも表面を知るにはとても便利ですが、学問を身につけるには、そして断片的なタテとヨコの情報をつないで全体像を自分の中に獲得するには書籍が最良と思っています。本を買って、付箋を貼って、ラインマーカーでマークして、自分の意見を書き加えて、学習の友を自分の宝物にしてください。

年末年始もYouTubeやっているよ!(たぶん)

今年一年、ご愛読本当にありがとうございました!

コロナでたいへんなクリニックの先生の応援本!

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