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隠れたエネルギー

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紫根・茜・竹、このどれもが工房のある鹿川付近で採集できる植物たちです。
ありがたいことです。

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紫根も茜もその根っこを使うのでシャベルで掘り出すのですが、土の中で自由に伸びる根を掘り出すのは至難の業。

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紫根は栽培しているので、まだどのあたりまで根が広がっているのかは検討がつきますが、それでも紫根の根の表面についている色素は手で触っただけでも取れやすいので、扱いがとっても繊細。
紫根の薬効は特に素晴らしく、根っこにつくヒゲも無駄にせず大地に這いつくばり採りだします(笑)

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茜はというと、自然に生えているものを頂くので、その根っこは本当にノビノビと、他の根と絡み合い、石を抱き込み、はたまた石垣の奥へと入り込む、、、。追いかけるのに躍起になると、シャベルで石とぶちあたったり、根っこを切ってしまったり・・・。これはこれでやはり気を使います。
なので茜の場合は、だいたい見つけた茎から直系50㎝ぐらいの穴を掘る感じで挑みます。

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代表は、この茜堀が大好きで、「茜畑になっていた」と聞けば弁当持参、時には泊まり込みしてでも採ってきます(笑)               それでも土の中から出てきた鮮やかな色を見てしまえば、ドキドキワクワクは止まらない(笑)

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それが衣を染める形で表に現れる。
それは竹も同じで、竹は表面の色ではなく内側の色に染まってゆきます。

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この、見えない部分に籠っているエネルギーを表に出してゆくこと。
これが、私たち「麻遊」でこれから扱ってゆきたいエネルギーです。

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大地に温められ、しっかりとそのエネルギーをため込んだ根っこや、竹のもつエネルギーは、母のようにどっしりと、なによりも温かく、そして優しく皆さんを包み、それぞれのもつエネルギーを惜しみなく、あなたの皮膚を通して与えてくれると思います。

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