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月評出張版

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「月評」は前号の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評するという企画です.「月評出張版」では,本誌と少し記事の表現の仕方を変えたり,…
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#集合住宅

さまざまな住居への格闘の痕跡─『新建築』2018年8月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! (本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 評者:連勇太朗×山田紗子 究極的な環境(外部)依存型の建築─アパートメントハウス連  住まいを語るための根源的な言葉,そしてそれを実現する制度と空間を真面目に改革しないと,この国は本当にダメになってしまうんじゃないかと

建築と建築家の関係(漸進,多人格性,都市的な同時存在性...)─『新建築』2018年8月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! (本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 評者:中山英之 漸進的に思考し続ける建築─ミナガワビレッジまず惹かれたのはミナガワビレッジの記事でした. 巻末データシートで再生建築に関連する法整備に対する所見に触れるなど,隅々にまで建築家の思想や意思が行き渡っていて

『新建築』8月号を評する─『新建築』2018年8月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします!(本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 『新建築』2018年9月号購入(Amazonはこちら) 評者:深尾精一 目次 ●HYPERMIX 超混在都市単位|北山恒+工藤徹 / architecture WORKSHOP ●富富話合|平田晃久建築設計事務所 昌瑜

「川」と「ため池」─『新建築』2018年8月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします!(本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 『新建築』2018年9月号購入(Amazonはこちら) 評者:饗庭伸 目次 ●「川」と「ため池」 ●ため池でなく川そのもの─ナインアワーズ赤坂,竹橋,アパートメントハウス ●区分所有→それぞれのため池→多元的な市場─パ

「集まって住む」とは何か─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします!(本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 2018年3月号購入はこちら 2018年2月号購入はこちら 評者:連勇太朗×Eureka(稲垣淳哉,佐野哲史,永井拓生) 目次 ●「集まって住む」とは何か─「HYPERMIX 超混在都市単位」から ●自然環境要素を享

『新建築』2月号を評する─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年2月号(Amazonはこちら) 新建築2018年3月号(Amazonはこちら) 評者:深尾精一 目次 ●集合住宅を構法から見る ●コンクリートに対する過信 2月号は集合住宅特集である.と言っても,共同住宅は建築基準法上の用語であるが,集合住宅とは何であるのか,確た

「規制緩和」と「地方分権」のせめぎ合い─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年2月号(Amazonはこちら) 新建築2018年3月号(Amazonはこちら) 評者:饗庭伸 目次 ●「制度」について ●「規制緩和」と「地方分権」のせめぎ合い ●大学における学生寮のあり方 ●民間企業がつくる学生寮の可能性 ●事業の収益性の中で有名性を持てるデザイ