建築と建築家の関係(漸進,多人格性,都市的な同時存在性...)─『新建築』2018年8月号月評
「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします!
(本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです)
評者:中山英之
漸進的に思考し続ける建築─ミナガワビレッジまず惹かれたのはミナガワビレッジの記事でした.
巻末データシートで再生建築に関連する法整備に対する所見に触れるなど,隅々にまで建築家の思想や意思が行き渡っていて