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月評出張版

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「月評」は前号の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評するという企画です.「月評出張版」では,本誌と少し記事の表現の仕方を変えたり,…
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2018年6月の記事一覧

『新建築』5月号を評する─『新建築』2018年5月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年5月号(Amazonはこちら) 新建築2018年6月号(Amazonはこちら) 評者:深尾精一 目次 ●長崎県庁舎 ●由布市ツーリストインフォメーションセンター ●周南市立徳山駅前図書館 ●東京ミッドタウン日比谷 ●日比谷シャンテ ●大倉本館(Okura House

「スムーズ」なものを包含した建築批評から「ザラっとした」質感へ─『新建築』2018年5月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年5月号(Amazonはこちら) 新建築2018年6月号(Amazonはこちら) 評者:連勇太朗(モクチン企画) 目次 ●「アトリウム的」と「屋外装置」 ●「シティホール」,「ガレリア」,「アトリウム」,「テラス」 ●「かっこよさ」のさまざまなかたち ●「スムーズ」な

「CITIZEN I」が問われる時代─『新建築』2018年5月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年5月号(Amazonはこちら) 新建築2018年6月号(Amazonはこちら) 評者:中山英之(建築家) 目次 ●壁と卵 ●「割れる卵の側」がつくり出した文化 ●誰が誰のためにつくるのか ●「CITIZEN I」が問われる時代 壁と卵卵を割らなければオムレツはつく

リノベーション(=保守主義の設計手法)はリベラルと健全に戦いながら,建築と都市の進路を決めていく─『新建築』2018年4月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! (お知らせ:2018.6.5 下記URLより引用した図中の図版をひとつ削除修正しました.─ウェブ掲載時にデジタルコンテンツ事業室の判断のもと,引用したものですが,雑誌掲載時の状態に準じるよう修正しました.) ─「法」と「制度」から建築を考える 新建築2018年4月号(Amazonはこ