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月評出張版

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「月評」は前号の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評するという企画です.「月評出張版」では,本誌と少し記事の表現の仕方を変えたり,… もっと読む
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2018年4月の記事一覧

閉鎖系建築家と開放系建築家 ─ 特集/「環境住宅」その先へ 地球と共存する住まいのアイデア─『住宅特集』2018年4月号月評

『新建築住宅特集』では、毎月、さまざまな作品や論考、記事を掲載し、広い射程をもって住宅から明日を拓く建築の可能性を伝え記録しています。しかし重要なことは、議論の場をつくることにあります。限られた誌幅の中で示されたものから何を考えていくべきか、それぞれの読み解きや発見を共有し、建築を取り巻く多くの事象や環境と共に議論を重ねること。この座談月評は、その場を広げていくことを目的に掲載します。2018年1~12月号は、西沢大良さん、吉村靖孝さん、西澤徹夫さんを評者として、1年を通して

『新建築』2月号を評する─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年2月号(Amazonはこちら) 新建築2018年3月号(Amazonはこちら) 評者:深尾精一 目次 ●集合住宅を構法から見る ●コンクリートに対する過信 2月号は集合住宅特集である.と言っても,共同住宅は建築基準法上の用語であるが,集合住宅とは何であるのか,確た

「規制緩和」と「地方分権」のせめぎ合い─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年2月号(Amazonはこちら) 新建築2018年3月号(Amazonはこちら) 評者:饗庭伸 目次 ●「制度」について ●「規制緩和」と「地方分権」のせめぎ合い ●大学における学生寮のあり方 ●民間企業がつくる学生寮の可能性 ●事業の収益性の中で有名性を持てるデザイ

ASIMOは「あえて転びにいく」─『新建築』2018年2月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします! 新建築2018年2月号(Amazonはこちら) 新建築2018年3月号(Amazonはこちら) 評者:中山英之(建築家) ●「あえて転びにいく」プロセス ●「建てる前の情報量が増え続ける歴史」 ●明確すぎる解答を示さ「ない」 ●時代は加速し続けている 「あえて転びにいく」プロセス