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覚醒事後に読む本『アンビエント次元』:無意識に引き起こされるオートマティスムとは?

●ごあいさつ

こんにちは、深海月リナです。
この度は、多くの中から私の記事を見つけてくださり、本当に有難うございます。

私は、霊視やチャネリングを得意として、遠方にいる人の気持ちや感情にコンタクトしリーディングする鑑定をしています。

今回のような長編の本を書くのは初めての試みでしたが、本書を書き終えた今、覚醒した体験を第三者に説明するということは、本当に難しい作業だということを改めて痛感しております。

本書の読者対象を設定するにあたり、不特定多数の方の興味関心を引き、且つ、読者の過半数の方が納得頂くことをゴールとすると、それはもはや、事実とかけ離れた内容となってしまう為、私は敢えて「覚醒体験のある方を対象」に書いていくことに致しました。

特に、何の心の準備も無く、突然、覚醒に見舞われ、事後の行方や自己内面の探求に迷われている方に読んで頂きたいと思っています。

と言うのも、私自身、覚醒や高次元に関して無知な状態で覚醒を体験しています。

そもそも私は、覚醒する状態が「覚醒」ということも分からず、覚醒した時にはもう、一人で困惑し、戸惑い、病気なのか錯覚なのかも判断できませんでした。

そして、占い師であるにも関わらず、自分から他の先生に相談したり占ってもらったり、また他の先生から「覚醒」というヒントをもらい、更に自分でネットやYouTubeで調べ、ようやく、自分が直面している状態が「覚醒」であり、「高次元体験」であることに着地しました。

「瞑想もせず、セッションも受けず、覚醒なんてできるのか?」と突っ込まれても仕方が無いと思います。

ですが、ネットで調べてみると、意外と突然に覚醒している方や、覚醒状態の自分自身に困惑されている方も多く見受けられますから、稀では無いことに気付かされます。

こういった経緯と体験から、「覚醒」とは、心の準備無く突然襲ってくる場合があるということ。
そして、自分の意思とは関係無く、覚醒に対して強い興味と疑問を抱き、そして、自ら探求して自分自身で覚醒の意味と理由を探し当てるものだと、私は捉えています。

この私の感覚に共感できる方でないと、いくら私自身の覚醒体験を分かりやすく説明しても、なかなか理解し難いと思うのです。
であれば、始めから「覚醒体験のある方を対象」にして書いていくことが、読者にとっても一番適格なのではないかと―。

もちろん、覚醒前の方でも、今後万が一、覚醒した時にレクチャーブックとしてお読みいただけるかと思います。

このように、本書は、覚醒事後のガイドブックであり、ケーススタディであって、決して覚醒することを目的とする事前演習や技術習得では無いことを、ここで念を押してお伝えしておきたいと思います。


◆本書のねらい

 覚醒の事後は、自然発生の覚醒であっても、自ら導いた覚醒であっても、どちらも唯一無二の体験であり、当本人だけの記憶と解釈になるかと思います。

覚醒の始めは、全ての人が何もかも未知なる体験でしょうから、それは、とてつもない孤独な境遇と作業になり、たとえガイドが存在したとしても、覚醒体感とその解釈は当本人が受け入れ、自分自身で自己内面の探求を行うことになりますから、必ず孤独の作業が待っています。

覚醒された本人が孤独の作業に入った時、はじめて覚醒の確信に迫ることになり、この自己内面の探求には本人以外は立ち入ることができません。
そういった孤独の中でこそ、この本をお手に取って頂き、探求のヒントとガイドとなって働くことが、本書のねらいです。

 この本が、一人でも多く、覚醒の孤独を緩和し、そして皆さんそれぞれの「前世」と「宿命」に辿り着けるヒントとガイドになれることを、心より願っております。

 私たちが高次元である「アンビエント次元」に繋がり、そして一体化し、「地球平和」という最適化のために―。

2022年11月吉日    
深海月 リナ

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