見出し画像

新川崎周辺のおでかけ道路事情①遠くて高い高速道路

2023年4月につい勢いで中古車を買ってからというもの、毎週末に車でお出かけするようになったので、そこで気づいた道路事情について書いていこうと思います。

遠いが色々選べる高速道路

どのインターに行くにも約20分以上かかる空白地域ではありますが、方面によって使い分けが効く点は良いと感じます。

都心・埼玉方面 → 戸越(首都高目黒線)、五反田(首都高中央環状線)
横浜方面 → 岸谷生麦(首都高横羽線)
東名方面 → 馬場、新横浜(首都高横浜北西線)
三浦・湘南方面 → 都筑(第三京浜)
房総・東京湾岸方面 → 大師(首都高横羽線、川崎線)

一番近いのは岸谷生麦と大師の間にある汐入や浜川崎あたりでしょうが、Google先生やカーナビに聞いてもそちらから入るようナビされたことはあまりありません

まず最寄りのインターを目指してから高速に乗るより、目指す方角に合わせて一般道でしばらく進んでから高速に乗るスタイルのほうが時間面も料金面も良いようです。遠回りになりにくい分お財布にも優しいのはうれしいですね!

ただし中央道・関越道方面はなかなか厳しい道のりとなります。

中央道方面 → 多摩川をずっと北上して府中(約23km・50〜60分程度)
関越道方面 → 環八もしくは環七通りを北上して練馬(約25km・1時間以上)

高速道路を利用しようにも、まず約30分一般道に乗って五反田から中央環状線などを経由してから再度郊外へ向かう形となり、また高速料金も1000円そこそこ増加するため費用対効果は悪いです。
開通時期は分かりませんが、外環道が東名まで伸びる将来に期待するしかないでしょう。東名まで伸びれば30分くらいで外環道まで行けて、そこから10分20分で中央道・関越道まで繋がることが期待されています。

ナビに従うと初乗り二重取りされる高速道路網

しかしながら、高速道路から離れているので早く高速道路に乗りたい…!と思っても、迂闊に乗ると高速道路を「乗り換える」ことになり、初乗り料金が何度もかかってしまう点がこの周辺地域の困った高速道路事情。
色の違う道路に入ると、距離に応じた料金に加え1回に付き150円〜200円程度加算された高速料金になってしまいます。

参考:東名高速の料金
東京(用賀) → 厚木 35.0km 1300円

東名方面の場合

馬場 → 厚木 33.3km 1410円
東名だけの場合と比べてやっぱり少し高いですね…

アクアライン方面の場合

大師 → 木更津金田 20.5km 1150円
大師 → 木更津北 31.1km 1710円
距離短縮効果は絶大なものの、アクアラインに加えて前後の初乗りも取られる分の割高感があります…(さらに時間帯によって割増・割引あり)

三浦半島・湘南方面の場合

岸谷生麦 → 逗子 34.7km 1390円
都筑 → 逗子 33.5km 1230円
都筑 → 戸塚 18.7km 520円
特にナビ任せで逗子・三浦方面は高額な岸谷生麦から乗る案内になりやすいです。都筑から行けば割安な第三京浜を経由するはずですが、それでも逗子方面は初乗りコンボが決まって割安感が相殺されます。
湘南方面は安いものの、戸塚から混雑する一般道を延々と行くのがネックです。

都心・湾岸方面の場合

戸越 → 東池袋 17.9km 750円
大師 → 浦安 23.9km 940円
五反田 → 新井宿(川口料金所) 34.0km 1270円
基本首都高オンリーです。1000円出せば都心を抜けて反対側まで出れるので、他の方向と比べるとむしろ割安にすら感じてきます。ただし都心方面はナビ任せにすると五反田・戸越から乗ってもほとんど時間変わらないのに大師経由の案内が出やすい点に要注意です。

※大師 → 東池袋 26.1km 1030円

次回予告

高速が使いづらい上に料金も割高…となると、良いとこなしのように思えてくる紹介になってしまいました。しかしながら使い勝手のいい部分もあります。
それは一般道を利用したアクセス。全部一般道を利用してお出かけすると当然所要時間が大幅に増えてしまいますが、この周辺地域には少しの時間増で大幅に高速料金を節約できるポイントが各方面に埋まっています。ただナビではこれを中々汲んでくれないので、節約ポイントまでの道順を覚えるのがコツになってきます。
次回はそのポイントを紹介していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?