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『新宿公社のオンラインレクチャー』に関するご案内

このオンラインレクチャーは、弊団体の代表 小林弘幸が通っている、ロンドン大学 演劇学部の授業内容がベースになっています。全ての回にご参加頂くと、最新のイギリス演劇事情について、より深い内容がお伝え出来るようになっていますが、お好きな回だけご参加頂くことも可能です。無料での開催となっておりますので、是非お気軽にご参加ください。
また、当日はカメラをオフにして、マイクをミュートにした状態でご参加頂けます。日程、詳細、ご予約方法などは、下記の通りです。皆様のご予約を心よりお待ちしております。

【料金】
無料

【日程】
A. 9/16(金) 19:30〜21:00
『最新のイギリス演劇事情』

B. 9/17(土) 19:30〜21:00
『シェイクスピア・入門』

C. 9/19(月) 19:30〜21:00
『演劇とジェンダー』

D. 9/21(水) 19:30〜21:00
『シェイクスピア・応用』

E. 9/23(金) 19:30〜21:00
『応用演劇=劇場を飛び出す=』

👇ご予約は、こちらから👇


また、当日はZoomを利用しますので、事前のダウンロードと動作確認をお願い致します。アプリに関する詳細は、こちらをご確認ください。

A.  『最新のイギリス演劇事情』

【日時】
9/16(金) 19:30〜21:00

【概要】
ロンドン大学 演劇学部の2021年から2023年までの全ての授業内容と、最新のイギリス演劇事情を90分でお伝えします。イギリス演劇にご興味がある方は、是非ご参加ください。この回では、大学でどのように授業が進められるかなどについても触れるので、イギリス留学にご興味がある方にもお楽しみ頂けます。

【内容】
‐最新のイギリス演劇事情
-演劇学部の全授業内容
-イギリス演劇と日本の演劇の違い

B. 『シェイクスピア・入門』

【日時】
9/17(土) 19:30〜21:00

【概要】
D日程『シェイクスピア・応用』の内容を、より分かりやすくご理解いただく為の前提知識として、シェイクスピア自身についてや、授業で扱った作品のあらすじ、読解のポイントをご説明します。シェイクスピアにご興味がある方は、是非ご参加ください。

【内容】
-意外と知らないシェイクスピア
-授業で扱った作品のあらすじとポイント
 ・リチャード3世: 舞台上で身体障害を表現する事について
 ・リア王: イギリス以外での翻案について
 ・お気に召すまま: 作中で描かれる自然環境について
 ・オセロー: オセローとフェミニズム
 ・尺には尺を: 「問題劇」の何が問題か?
 ・テンペスト: 「魔法」を通じて描かれる植民地支配について
 ・同時期のシェイクピア以外の作家
  (クリストファー・マーロウ、ジョン・ウェブスターなど)

C. 『演劇とジェンダー』

【日時】
9/19(土) 19:30〜21:00

【概要】
フェミニズム、クィア・スタディーなどジェンダーに関する事柄について、演劇学部でどのように教えられているかについてです。また、ロンドン演劇界で実施されているハラスメント対策や、実技の授業内で触れられていた、創作時のハラスメント対策についてをご紹介します。
この回のレクチャーでは、「女性差別」「LGBT差別」「ハラスメント」について言及します。不必要に差別的な表現や詳細な描写は致しませんが、ショックに敏感な方はご注意ください。

【内容】
-西洋古典文学をフェミニズムの観点から読み解く
-現代のヨーロッパ演劇で、LGBTがどのように描かれているか
-ロンドン演劇界での具体的なハラスメント対策

D. 『シェイクスピア・応用』

【日時】
9/21(水) 19:30〜21:00

【概要】
シェイクスピア作品を、より深く読み解きます。下記に挙げた作品について考察しますので、予め内容を把握してからご参加ください。お時間が見つからない方は、ウィキペディアだけでも読んでからご参加頂くと、よりスムーズに内容がお分かり頂けます。詳細なシーンや人物に触れますので、必要な方は、あらすじや登場人物表などをご用意ください。
この回のレクチャーでは、「障害者差別」について言及します。不必要に差別的な表現や詳細な描写は致しませんが、ショックに敏感な方はご注意ください。

【内容】
-『リチャード三世と身体障害』
リチャード三世を上演する際に、彼の身体障害がどのように表現されているかについて考察する。

-『「お気に召すまま」に描かれる自然と人間の関係』
70年代後半に生まれた「エコ・クリティシズム」という新しい理論を基に、自然環境が人間に与える影響について考察する。

-『リア王の新しい解釈』
シェイクスピア作品をイギリス以外の国で上演する事によって生まれる新しい解釈について。

【使用作品リスト】
・リチャード三世
・お気に召すまま
・リア王
・乱(黒澤明監督)

E. 『応用演劇=劇場を飛び出す=』

【日時】
9/23(金) 19:30〜21:00

【概要】
一般的な商業演劇ではなく、教育現場や医療現場、あるいは特定の地域に根ざし、娯楽以外の目的を持って上演される応用演劇についてです。演劇と社会が相互に影響し合う可能性を探ります。

【内容】
-劇場以外で作る演劇、子供と作る演劇、病人が作る演劇などについて
-特定の地域や環境に根ざした作品を取り上げて、空間が作品に与える影響について考える

ご案内は以上です。
ご不明点やお気づきの点ががございましたら、shinjuku.kousha@gmial.comまでお問い合わせください。皆様のご参加、心よりお待ちしております!

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新宿公社 制作部

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