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『新宿公社 夏のオンラインワークショップ』のご案内

夏のオンラインワークショップ

今回のワークショップでは、気軽に外出する事すら難しい昨今の状況下でも安心してご参加頂けるよう、オンラインで出来る事に特化した内容となっております。内容は、『演技のワークショップ』と『レクチャー』に分かれており、演技のワークショップは、プロとして演劇活動をしている方が対象ですが、ご興味があれば一般の方でもご参加いただけます。レクチャーは、内容にご興味を持っていただいた全ての方が対象です。また、これらは全て、昨年度から弊団体の代表 小林弘幸が通っている、ロンドン大学 演劇学部の授業内容がベースになっています。
当日は、カメラをオフにして、マイクをミュートにした状態でもご参加いただけます。演技のワークショップでは、それぞれの参加者に対して個別にコメントをお伝えしていきますが、希望があれば、同様の形でご参加いただいても問題ありません。家事をしながら、ベッドで横になりながらなど、ご自宅から気軽にご参加ください。料金、日程、ご予約方法などは、下記の通りです。

【料金】
各回 一般 500円
学生・22歳以下 無料
(学生の方、22歳以下の方は、チケット予約後に、身分証の写真をshinjuku.kousha@gmail.comまでお送り下さい。)

【日程】
A. 8/16 19:30〜22:00
   『物語る身体について(演技)』
B. 8/18 19:30〜22:00
   『リアルな感情の作り方(演技)』 
C. 8/20 19:30〜21:30
   『ヨーロッパ演劇の一夜漬け(レクチャー)』
D. 8/23 19:30〜21:30
   『演劇と社会(レクチャー)』
E. 8/30 19:30〜21:30
   『応用演劇=劇場を飛び出す=(レクチャー)』

↓ご予約は、こちらから↓
https://peatix.com/event/1988827

当日はZoomを利用しますので、事前のダウンロードと動作確認をお願い致します。アプリのダウンロードに関する詳細は、こちらをご確認ください。https://zoom.us/download#client_4meeting

A.『物語る身体について(演技)』 

【日時、定員】
8/16 19:30〜22:00、定員12名

【概要】
ダンサーでも、パントマイマーでもない、「役者」の身体にフォーカスすることで、役が背負うドラマを、感情からではなく、身体から立ち上げる方法について考えます。
当日は、実際に体を動かします。可能な範囲で問題ありませんので、動けるスペースを用意してください。

【内容】
-身体にドラマを語らせる。

ジェスチャーや、ダンス、パントマイムでも無い形で物語る役者の身体について、実際に体を動かしながら考える。

-動きの深さについて。
例えば、「押す動き」だけに集中して、呼吸や、目線の位置などを細かく検討する。そこに「柔 / 硬」「滑 / 粗」などのニュアンスを付けることで、動きに深みを出す、など。当日は、より複雑な動きの流れを作ります。

-身体の部位の使い方を再考する。
「膝で舐める」「指で味わう」など、身体の機能に捉われないことで、身体の使い方に奥行きを出す。

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B.『リアルな感情の作り方(演技)』

【日時、定員】
8/18 19:30〜22:00、定員12名

【概要】
日用品や、身近な環境から呼び起こされる感情に注目する事で、「リアルな感情」を作り出す方法について考えます。
当日は、実際に体を動かします。可能な範囲で問題ありませんので、動けるスペースを用意してください。

【内容】
-身近な環境が、感情に与える影響を考える。
-五感を研ぎ澄ます方法。
-無意識のクセを、意識的に作る。

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C.『ヨーロッパ演劇の一夜漬け(レクチャー)』

【日時、定員】
8/20 19:30〜21:30、定員なし

【概要】
イギリス演劇の歴史や、最新のヨーロッパ演劇事情、ロンドンでの大学生活についてなどを、時間の許す限り紹介します。

【内容】
-分かりやすいイギリスの地理と歴史
-ウィキペディアに載っていないヨーロッパの演劇人
-いまイギリスで流行っている演劇
-意外と知らないシェイクスピアについての話

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D.『演劇と社会(レクチャー)』

【日時、定員】
8/23 19:30〜21:30、定員なし

【概要】
政治、性差別、人種差別などの社会問題を、演劇的な視点から考察する事で、演劇が社会に対して出来る事を考えます。また、日本では馴染みの薄い「パフォーマティブ・アクティヴィズム」を取り上げて、パフォーマンスが社会に与える影響についての実例を紹介します。

【内容】
-政治家の答弁を、演劇的に考察する。
-性差別や、人種差別に対して、パフォーマンスが出来ること。
-刑務所で上演される「更生プログラム」としての演劇について。
-「パフォーマティブ・アクティヴィズム」について。

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E.『応用演劇=劇場を飛び出す=(レクチャー)』

【日時、定員】
8/30 19:30〜21:30、定員なし

【概要】
一般的な演劇ではなく、娯楽以外の目的を持って上演される応用演劇についてです。教育現場や医療現場、あるいは特定の地域に根ざした作品などを紹介し、演劇の可能性を探ります。

【内容】
-劇場以外で作る演劇、子供が作る演劇、病人が作る演劇。
-特定の地域や環境に根ざした作品を取り上げて、空間が作品に与える影響について考える。

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ご案内は以上です。
ご不明点がございましたら、shinjuku.kousha@gmial.comまでお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加、心よりお待ちしております!

↓ご予約はこちら↓
https://peatix.com/event/1988827

新宿公社 制作部
文責 / 小林弘幸(新宿公社 代表)

《画像出典(上の画像から順に)
Peter Brook: The tightrope, dir.by Simon Brook(pictures dept, 2012)
"https://www.americantheatre.org/2020/01/22/a-mahabharata-staged-and-acted-entirely-by-south-asians-why-not/"
"https://www.punchdrunk.com/"
"https://extinctionrebellion.uk/"
"https://mammalian.ca/"


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