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画集を買う。心が踊る、日曜日。

こんにちは。桜小路いをりです。

今日、画集を買ってきました。

イラストレーターの優子鈴さんの初画集です。

光の表現と、モチーフのひとつひとつの細やかな描きこみの数々、乙女心をくすぐる世界観、魅力的な女の子たち。

ローソンのブロマイドや、アクリルキーホルダーなどのグッズもお迎えさせていただいたほど、大好きなイラストレーターさんです。

私が優子鈴さんを知ったきっかけは、相沢泉見さんの『大正着物鬼譚 花街の困り事、承ります』という小説でした。 

優子鈴さんが担当された表紙絵を見た瞬間、「わっ、可愛い……!」と速攻で読みました。

呉服屋の娘として育った主人公の瑛子が、置屋さんで半玉の見習いとして住み込みをしながら、持ち前の着物愛で花街に巻き起こる謎を解いていく物語です。

花街に住む不思議な青年・冬真とのじれったい関係性も見どころ。

ジャケ読みから、とっても素敵なお話に、そしてイラストレーターさんに出会えた、私にとって大切な1冊です。

そんな優子鈴さんの初画集、今日、無事にお迎えすることができました。

発売日が4月24日なので、少し早めに店頭に並んでいたのかな。
棚に平積みになっていて、売り場の2メートル手前で「わあっ……!」となりました。そして、速攻でレジに持っていきました。

ページをめくるたびに、「可愛い……!」という声が漏れて止まりません。

春・夏・秋・冬と季節ごとにイラストが分類されているのも素敵で、何より印刷がすごく綺麗。

細部まで見れば見るほど、「こんなに素敵な絵をアナログで描けるなんて……!」と感動です。

スマホで見るのも、もちろん細かいところをズームさせることができて楽しいけれど、やっぱり「画集」ってたまりません。
紙の厚みとか、つやっとした印刷のインクの感じとか、すごく好き。

優子鈴さんのインタビューも載っているので、これからまた、じっくりじっくり読みたいと思います。

というわけで、今日は、画集をエコバッグの中に仕舞って、ウキウキしながら帰り道を歩いていました。

画集に限ったことではないけれど、新しい本を買って帰る時間が、私は大好きです。

そして、家に帰って、それを開く瞬間も。

新しい紙の匂い、新しいインクの匂い、ぱりっとした紙の感触。

そのひとつひとつが、とっても愛おしくて大好きです。

改めまして、優子鈴さん、初画集の発売おめでとうございます!

これから、思う存分、その素敵な世界観を堪能したいと思います。


今回お借りした見出し画像は、赤いツツジの写真です。ふわふわした奥行きのある切り取り方が、なんだか水彩画のようにも見えます。鮮やかな赤色がお気に入りです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。