20220531　＃創作のメモ帳

「この絵、盗作なんだって。ひどいね。この絵は、罪そのものみたいな作品だよね」

「そうかな」

「そうだよ」

「この絵は、まさか自分が『盗作』だとは思わずに生まれてきたんじゃないかな。完成して、色んな人に見てもらえるって思ったのに、指を差されて、憎まれてばかりで、可哀想な気もする」

「……そうなのかな」

「みんな、『自分は愛される存在なんだ』って確信して、生まれてくるんだよ。そうでもしないと、生まれてきたいなんて思わないよね。人間もそうでしょ？」

今回お借りした見出し画像は、真っ白なスケッチブックと鉛筆の写真です。ヨルシカのアルバム「盗作」を聴いていて、ふと思った「盗作によって作られた作品は『罪』なのか」という問い。それに対して、自分なりに出した答えを、創作のメモ帳に残しておきます。