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桜色の創作手帖

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私自身の創作活動についてのあれこれ、ふと思い浮かんだフレーズや、詩、短歌などを書き留めていくマガジンです。 カラーコードに嵌められた「桜色」だけでなく、皆さんの思い出の中にある桜…
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#今日の短歌

【2024年1月末頃 配信予定】『春を呼ぶ少女』(「童話コンテスト」大賞受賞作)

こんにちは。桜小路いをりです。 今日の記事は、嬉しいご報告になります。 以前、この記事でご紹介した、幻冬舎ルネッサンス「童話コンテスト」で大賞をいただいた作品『春を呼ぶ少女』。 校正も無事に終わり、微調整も完了し、本文がようやく完成しました。 2024年1月の末頃には、電子書籍として配信される予定です!  「桜小路の作品楽しみにしてるよ」という方がいらっしゃいましたら、カレンダーの端っこにでもメモしていただければ幸いです。飛んで喜びます。 大賞のご連絡をいただいた

【短歌】 あの夜、あるいは歌詞カードと共に見た朝日。

晴れの日は夜しか息ができなくて 歌詞カードだけ抱きしめた夏 折り痕とシワ刻まれた歌詞カード あの夜を生き明かした勲章 「きっとこれ売れないよね」と微笑んで くしゃくしゃの歌詞カードを撫でる

【短歌】 陽だまりの刹那。

切り株を登るてんとう虫の背を見守るテディベアを抱く君

【短歌】 演じる。

台本にない沈黙を 青色の蛍光ペンで足す星月夜

【短歌】 新緑に想う。

新緑の波を転がる陽光は 風に磨かれ宝石になる

【短歌】 冬の残り香を想って、春へ。

ひとりでは長すぎるからマフラーをはんぶんこして帰りませんか 冷え切った窓にひたいを当ててみる 明日も雨がいいな、なんてね 捨てられた黒い銃器を隠そうと雪が世界を白く覆った

20221220 #短歌 #創作のメモ帳

月光をインクにペガサスの羽根のペンで「またね」と綴った悪魔

20221206 #短歌 #創作のメモ帳

三日月を竪琴にした神様が落とした音を流星と呼ぶ

20221015 #短歌 #創作のメモ帳

長文のthatを数え答案を真っ白のまま出せる勇気を