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とうとうパラリンピックが始まる。そして夏やすみとは思えない日々は続く…

連日の往診、電話対応

 東京は大変なことになっている。制御不能、と担当者が言っているにもかかわらず、なんら有効な手をうつ姿勢を見せない。人々が自粛することによって自然に感染が収束するのを待っているのか、それともそういうふうになる、ってことを予想しているのかわからないけれど、休みになっても毎日電話がかかってくる。陽性者が相次いでいるし、在宅療養している人からのSOSも連日のことだ。電話でいろいろな指示をするけれど、結局地元にいる以上はいろいろせざるを得ない。まあ、仕方のないことだ。

 少しずつ構想を練っていく。やっぱり自分の生い立ちというかそういう話の流れにならざるを得ないのか。そういう話がはたして人々の役に立つのだろうか。自信はまったくない…

 翌日、早速Kさんからメール返信。

 「時は過ぎてますですね
にもかかわらず、あまりかわってないような
 だからこそ、この先生の”物語”は 心に響くと共に 非常に参考になるかと存じます」

 全く参考にならない彼らしい意見(笑)

 数少ないKさんのような人を相手にするしかないか。

 彼自身もこう言っている。

 「セミナーもマニュアル的な内容がうけがいいのかもしれません」

 だよな。

まあ、これしかないか。具体的に何か、というよりは。

僕らにできることは、進歩も向上もしなくても、変わり続ける姿勢を持ち続けること。何もしなくても時は進むのだから。時間の流れにそって踊り続けるのだ。


まあ、耳を澄ませば求めているものの声が聞こえる。目をこらせば求められているものの姿が見える、ってことか。

とはいえ、準備していたことがなかなかできない。東京の感染者はうなぎのぼり。コロナに関連する業務は不随する書類や請求に関する事務作業が多く、これらは今までなかったものだけに一つ一つ確認しなければいけないため手間がかかる。それ以外にももろもろあってちっともゆっくりはできない。

事務局からの連絡が…

 そうこうするうちに事務局から、プレゼンの締め切りと、セミナー参加事前登録締め切りの告知をしますという案内がきた。

 そろそろ、本格的に骨子から形にしないと。と。その前に。

なんとか、ここまできたことをプライマリの立役者の編集Aさんに一応報告しないと。このノートはSNSに載せないようにしていたのであまり気が付かれていないけれど、どこかから目にするかもしれないし、その前に自分から報告しておくことが、仁義だ、と思って、かろうじてメールをする時間を捻出することができた。

 まだ骨子しかできてないけれど(笑)

 それもこれまでのプレゼンの寄せ集め。

> 内容としては「大変だけどもうちょっと続けようかな」とおもえれば
> いいな、というものになっています。

 と書いてしまった。さらに自分が追い込まれてきた。

 周囲は気が抜けない日々が続いている。メディアの中の世界は、まるで別の世界のことを報じているようにも見える。まさにパラレルワールド。

 そして僕らはステイホームの家の中で、外部へつながった世界への扉を閉ざしつつ、内部へ歩みを進めていく。今はとにかくあちこちのドアを開け、ノックし、水をのみ、食べ、休み、走りつづけながら、何かがつかめることを期待しつつ待つことにする。そのための作業を進める時期なのだろう、と信じて、日々を過ごすことにした。

  せっかくどこにもいかない夏休みなんだし。

(他力本願でまだまだ続く…さすがに公開はまだできない‥てしているけど)


 




 


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