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Dr.齋のストレスを力にかえる!~薬に頼らない身体のつくり方~No.2

コツ②「胸を開いて心地よさ貯金」

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さまざまな不調やストレスの原因、

それは、
①筋肉や神経に「蓄積」した「感情」や「記憶」

②「身体感覚」の「低下」

③防御反応の「収縮」や「慢性炎症」による「酸素不足」

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心は「ころころ」と動き回るから「こころ」ともいわれます。

常にあちこち動き回る心とどう付き合えばいいのでしょうか?

これは、人類に共通する大きな課題かもしれません。

今回のテーマである

「ストレスを力にかえる」には、

この心との関係、

つまり、ころころと動き回る心の働きである「感情」や「思考」と上手に付き合う必要があります。

「感情」や「思考」のコントロールの方法は沢山あります。

今、話題になることも多い、マインドフルネスや瞑想はもちろん、歌う、音楽を聴く、自然と触れ合う、運動など、どれも素晴らしい方法です。

ところが、
診療をしていると、「様々な方法を試してはみたけど、効果を実感できない」

という方が、一定数おられます。

なぜでしょうか?

効果が出やすい方と何か違いがあるのでしょうか?

実は、はっきりした違いがあるのです。

それは、効果を実感できない方は、

「長期間に渡り」上半身が固まっているのです。

しかも、「くいしばり」や「猫背」「反り腰」「ストレートネック」「眼精疲労」など、年単位での癖を原因とした固まりがあるのです。

顎のコリ
目のコリ
後頭部のコリ
首のコリ
肩甲骨のコリ

などなど、頑固なコリがあるのです。

上半身が固まると、呼吸も浅くなり、心臓の働きも不安底になります。

私たちの心臓や心拍は、心の働きである「思考」や「感情」との密接なつながりがあります。

そのため、コリがたまると、心のコントロールが効きにくくなるのです。

そこで、
私がオススメする方法をお伝えします!

先ずは、
胸を中心に上半身のコリを、ほぐすことから始めていきましょう。

長年のコリをほぐすポイントは2つ
①心地よく
②じっくり時間をかけて

多くのコリは長年かけて蓄積したものですので、急にほぐそうとしても、かえって筋肉や神経に抵抗され、更に硬くなるなどのリバウンドの原因になります。

気持ちよく胸を開き、脱力や揺すりを中心に、心地よい刺激を伝えていきましょう。

筋肉や神経には、心や身体の状態を記憶する特徴があります。
今まで溜め込んだ緊張のかわりに、「心地よさ」を身体にインプットしていきましょう。

毎日、500円を積み立てるように、1年後、5年後、10年後に「心地よさ」が積み立ち、自然とゆるむように、じっくり時間をかけていきましょう。

胸が広がるイメージもとても効果的ですので、コツ①の太陽呼吸と合わせるのもオススメです。

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