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摂食障害と性被害を超えた奇跡! モデルの裏側、理想の落とし穴とそのメカニズム。


私の華々しいはずの20代は
摂食障害と引き篭り
躁鬱を繰り返し

毎日
自分の心と闘う日々でした。

18歳からモデルを始め
そんな私がなぜ摂食障害に苦しみ
始めたのか?


そこには
理想の落とし穴がありました。

引き金になったのは
モデルの裏側で起きた性被害です。

摂食障害は12年続き
新次元思考テクノロジーに
出会ってから根源治癒に至りました。


最初は拒食に傾き、
やがて過食嘔吐を繰返すも
私の場合は嘔吐が上手くいかずに

ひたすら食べるばかりで
ほんの数ヶ月で
簡単に60キロは超えました。


最初の1年間はみっちり引き籠り
深夜のコンビニへ出る以外は
ほとんど外に出ないので

私は背も高く、1年間で一気に
48キロから72キロまで増え
青白いおおぶたちゃんができました。


痩せ薬もあれこれ摂取し

毛は抜け
生理は止まり
女性らしさも消え


18歳から始めた
モデルやレースクィーンなど
キラキラ活躍していた
あの頃の私の存在感は全く消え去って
いきました。


とはいえキラキラは外面で
痩せていた頃も
ずーっと常に太ることへの
脅迫観念に苛まれていました。


モデル仲間のみんなとも
ダイエットや体重や美容の
話しばかり

または痩せることに
なんの苦労もしていないと
クールなフリして

仲もいいけれど
常に比較競争の世界でもありました。


過食症になってからは
寝る時に
明日からはダイエットする!


と決めては


次の日の朝

我が家は飲食店を
していたので

食パン一本(三斤分)が
普通にあり

一口だけ食べては
昼と夜はリンゴにすればいいと
言い聞かせ

しかし
食べ出した一口が最後。

次は
ハチミツかけて二口目。

これ以上食べたらやばい。


でも
昼と夜食べなければいい!

次は
チョコレートをかけて三口目

ダメだよね
こんなの食べたら
ダイエットするって決めたのに


なのに、なのに
食べてしまった!
甘いものをかけてしまった!

カロリーが高すぎる!
あー太る!太る!太る!


今日からダイエットするって
決めたのに!


あー私はダメなやつ!


そう
私はなんてダメなやつ!


いや
明日から食べなければいい。
明日から一ヶ月頑張ればいい。

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そう言い聞かせては
こんな脳内ルーティーンを繰り返し


ここからは
もうお腹がいっぱいなのに

ダメな自分をとことん
虐めるかのように 

食べ物を押し込めていく。

あっという間に
食パン一本(三斤分)をたいらげる。


吐こうとするけど吐けない苦しさ。

ダイエットは
明日からすればいい。


さあ次は、何食べよう、
今のうちに何食べよう


今、食べられるものを
思いっきり食べておこう。


一気にファーストフードや
コンビニで買いあさる。


歩きながら食べては
やっぱり食べちゃダメだ。


買ってきた食べ物を袋ごと
家のゴミ箱に捨ててみる。

だけどしばらくして
お腹に隙間が空いてくると

ゴミ箱をあさり
捨てたものを出してはまた食べる。


やがて
お腹に一切の隙間をつくりたくない
衝動にかられ

無意識に潜む
異常な欠乏感に気づかぬまま

ずーっと満たしていたい欲求に
駆られていくのでした。


だけど

食べる罪悪感があるから
誰にも食べるところを見られたくなくて


隠れて部屋で食べる。


外に出た時は
トイレで食べることもありました。


家族みんなが寝静まった

二時ごろキッチンで
焼肉を焼き始めたり

とにかくカロリーの高い
ものを食べあさる。


大きな理想を夜に掲げては
朝に絶望し食べまくる

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こんなことを毎日、毎日
強迫観念に縛られながら
1年間も続けていたのです。



だけどモデルの時も
痩せてはいたけれど


顔だけ小さくしてちょうだいと
事務所に言われたことが
きっかけで


ダイエットを頑張り
51キロを48キロへ

身長171.5センチ

かなりガリガリです。


そんな時母親が

「甘い物、買ってきたよ〜
一緒に食べよー」

なんて誘ってきようもんなら


それはそれは
ブチ切れて
怒鳴り散らしていました。


痩せていようが常に強迫観念で
もう心は極限状態でした。

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実はこの強迫観念は
太る太らない以前に

私の身にずーっと
起きていたことだったのです。


この時
あるモデル事務所と本契約する前に

別で1年間だけ
レースクィーンをすることになり

その関係で
ある芸能プロデューサーと出会いました。

そこから
人生が大きく転げ落ちるように
転落していくわけですが


その時の私は、全く自分がなく
自信がなく、いつしか
モデル事務所のアドバイスより

このプロデューサーの言いなりに
なっていくようになってしまったのです。


「売れるためには
そこのモデル事務所で
君の望むような
正統派で成功するなんてごく一部だよ。


一気に成功したいなら、まず
セクシー路線から行くのが当たり前。

君がいう
自分のやりたい路線とかは
売れてから初めて物を言えること。

そのためには
もっと成長しないと。」


なんて言葉を本気で
信じてしまい


そうだ、私なんかが
正統派で売れるワケがない。


やりたくもない路線でも
やるしかない。


さらにそのプロデューサーから
「本気で売れたいなら
彼氏とはすぐに別れること。

必ず売れるためにこれから
僕が育てていくからね。」


なんて言葉を本気で受け入れ


高校の時から付き合っていた
大好きだった彼氏に突然
私から別れを切り出し

彼はその時
広い公園一面に響くぐらい

言葉にならない
大声を出して泣き叫び
走ってその場を去っていきました。


私も一人ベンチに
座り込んでずーっと泣いていたのを
思い出します。


自分でも何をやっているのか
分からない。

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これが正しいのか
間違っているのかも分からない。


全ては成長して成功するため


その後
そのプロデューサーから
性行為を強要されても
全ては成長するためと言い聞かせ

無理やり応対し
嫌でもノーと言えない。


睡眠薬なのか
何を飲まされたのかも分からず

意識が朦朧とし、幻覚が見えたり
記憶がふっ飛んでいたり

何が起きていたのかも
分からないまま目が覚めたり

そこで撮影されていたり

とんでもない世界に
ズブズブと入り込んで
行ってしまうのでした。


こんなこと誰にも言えない。


でも後戻りもできない。


私の身に何が起きているんだろう。
先を行くことも、引くことも怖い。


本当はこのプロデューサーに
出会う前


私はある有名な
雑誌のモデルオーディションに
最終審査まで残り
雑誌に出たことがあります。


そこから
ある有名なモデルを輩出する
世界的にも名の通る
モデル事務所と繋がり

オーディションにも受かったり
活躍も始まっていました。


そんな矢先
自分に自信が無いそのものに同化
していた私は

引き寄せてしまった
某プロデューサーの言葉の方を
信じて、益々自信を失う世界に
転げ落ちていくのでした。


彼の言う通り
私みたいな女が
この業界で成功するためには

やりたくもないことも
やらなきゃ成功しないのよ!

何度も何度も
自分に言い聞かせては
彼の言いなりに動いていきました。


心は もはや極限状態。
そんなある時


体重が48キロが49キロ
49キロが50キロへ達したその瞬間

私の脳内があまりの緊張で
キンキンに貼っていた一本の線が
プチンと切れてしまったのです。


音が聞こえてきそうなほどでした。


もう
私のモデル人生は終わった。。。

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せっかく入れたモデル事務所も
こんな太った私を
認めるはずがない。

どこにも使ってもらえない
オーディションも受かるはずがない。


ピアノしか取り柄のないピアニストが
腕を使えなくなって失望するように


私は、親の遺伝で
背が高い、少し足が長い。
これ以外、自分にはなんの
取り柄もないと
本気で信じ込んでいたので


ほんの少し体重が
40キロ台から50キロ台に針が動いた。

ただ針が動いたこれだけで
決して太ってはいない
むしろ痩せすぎなのに

一気に
身も心も転落していったのです。


いや、本当は
ずーっと前から心は転落していたのです。


幼少期に受けていた性的虐待を
隠していましたが

自分は汚れている
愛される資格がない
認めれるはずがない
社会に出るのが怖い


まさかこの時は自分の人生の転落と
この無意識の思い込みが
関連しているなんて気づきもしません。


私のこれまでの性体験は
ほとんどが素晴らしいものではなく
むしろ相手に合わせてばかり


むしろそれは男性優位、女性蔑視の
社会に洗脳された
男と女の性の在り方であり、

決してそれは
女性は心地いいとは思っていない。

だけど私の思考パターンは、

好きな人を傷つけちゃいけない
嫌われたくない、気に入られたい
ちゃんと応えなきゃ

って嫌なことでも全く
ノーが言えない女の子でした。

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だから多くの女性に
性と生を大切にしてもらいたいし
もしも傷つく体験があるなら
絶対に根元から治癒できるよと伝えてあげたい。


あの時の私は
完全自殺マニュアルの本を買って
死のうとしても怖くて死ねなくてね。


社会との関係をいきなり断ち切り
モデル事務所にも連絡を入れずに辞め
通っていた短大にも連絡せず中退

かかってきた電話もでずに
友達との連絡も一切断って


自宅から50メートル先にある
レンタルビデオ屋さんにさえ
知り合いに会う恐怖から
出向くことができず

ビデオを借りたまま
一年以上放置し

気づけば
延滞料は10万を超えていた。


すっかり引き籠ってしまった
私の部屋は
自分の心を映すかのように
まさに汚部屋で
身も心も腐りきっていました。

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さてこんな私がどうやって
摂食障害と心の傷を
超えていたったのでしょうか。


摂食障害は
今や100人に1人が苦しんでいて
日本では年々右肩あがりだそう。

拒食と過食は相反
するもののようですが

拒食→過食→
ダイエットの為にまた拒食


といったように
私自身も繰り返してきましたが


問題と解決の方法は
これしかないと
思い込んでいるので


摂食障害の70%近い人が
このループから
なかなか抜けられないワケです。


しかも私のように
軽く10年、20年と苦しみ続けている
人が多いのです。


私はコンプレックスをテーマに
講座も開いていますが

摂食障害で苦しむ生徒さんも
実は多いです。


また
性的な傷で苦しんできた女性の
カウンセリングも沢山受けてきました。

それはレイプだけでなく
夫婦間で起きることもあり

男女間のパワーバランスで
ノーが言えずに
悔しい想いをしてきた女性は
この世界中にまだまだ沢山います。


だからこそ私はしっかりと
どっちが被害者で、どっちが加害者か

という視点を超えたところで

男も女も一緒に
性と生の傷を超え
互いに理解を示しあえる視点に
戻れるように活動をしています。

理解を示しあえる男性も
ちゃんとこの世に存在しています。

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自ら分かれたパートナーとして
その男性は必ず存在していることも伝えたい。

私にとってはそれが今のパートナー達也さんです。

そして夫婦でまたさらに性の傷も癒され
女性としての喜びも取り戻せることを
しっかりと伝えていいきたい。

だからパートナーの達也さんに
男性眼線でも伝えてもらいたくて
この活動グループにも参加してもらっています。


加害者として
勝手に女性から攻撃的に見られてしまう
男性側の心の葛藤や、

男性はどんな想いなのか
理解を示そうとしてくれる男性が
いることも伝えていきたいと思います。

それでは次回
私自身の体験も交えながら
摂食障害者の思考パターン

理想の落とし穴と
そのメカニズムについて
さらに触れていきたいと思います。

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ニックネーム:リリー(中村博美)京都府在住。
モデル業を経て、カフェを立ち上げ経営に携わる。一人の女性としても恋にビジネスに邁進。しかし、どうしても拭いきれない空虚感を埋める為に世界各地を旅し、ヒーリング、女性の解放運動、地球環境活動などに携わる。 それでも繰り返す成功と失敗に疑問を抱くなか、究極の答えMIROSSシステムと出合い仕事も恋愛も、この世の全てのものにはシステムが存在する事を知る。MIROSSシステムによってその根本的なシステムを理解し、あるがままの自分を取り戻すと、たった1週間で約束された永遠のパートナーと出合う。結婚後も、夫と二人でMIROSSシステムを実践すると、夫の全身のアトピーが一瞬で消え、子供が本来の創造性で輝き始めるなど数々のミラクルを体験。複雑な家庭環境で育った自身から今では完全にリセットされ、笑いが絶えない「思い通り」の人生を歩んでいる。

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