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摂食障害と性被害を超えた奇跡! 理想の落とし穴とそのメカニズム。シリーズ2

それでは前回の続きです。

私自身の体験を交えながら
摂食障害者の思考パターンについて
さらに触れていき たいと思います。

摂食障害者の思考形態で共通しているのは

まず拒食症タイプは
強迫性障害と関連している傾向が
とても多いと言われていますが

まさに私自身拒食症になる前から
強迫観念が強く
こうあるべきという自分へのルールが
厳しくなるところがありました。

ですから他者へのルールも
厳しくなってしまいます。

女性としてこうあるべきという
スタイルや体重に対する美意識が強く
逆にその拘りが
自分らしさを抑圧もさせるので、

女性性を極度に忌み嫌い
性に対して否定的でもありました。


女としての価値基準があるかないか
そこだけに拘り
意識が集中するので

外見の悩みや葛藤、不満や不安で
常にストレスに苛まれます。

たった数百グラム、
40キロ代が50キロ代に移行するだけで
この世の終わりぐらい
精神的に病んでいくわけですね。


これまで摂食障害の方の
カウンセリングをする機会も
とても多かったのですが、

親が完璧主義や過干渉であったり
食や美に対して厳しかったり
恋人や夫が束縛系であったり、
家族間がDV傾向であることも多かったです。


私自身もまさに束縛を嫌い
自由を強烈に求めながらも

この世の仕組みとして
片側に傾くと相対して
もう片側がセットでやってくる。


つまり束縛される人生を
引寄せてしまうというわけです。

元々私は食べても太らない体質でしたが
モデルを始めてから、
体重が減れば
事務所から褒められたりしたので

そうなると自分の苦しい努力が
実った感覚がして、
これなら自分の思い通りに出来る!
その達成感から

いつしかゲーム感覚で
自分で自分をコントロールできることが
自由さと繋がり

さらにはなんの取り柄もないと
思い込んでいた私でしたから


尚更認められることは
非常に嬉しいことであり

ダイエットに快感すら
覚えてしまっていたわけです。

ということは

この快感が強ければ強いほど
まさに
この世の仕組みとして
相対して
絶望間も隠れて強まっていた
というわけですね。


「痩せたね=褒められている」
と錯覚を起こし、外見的に美しいよと
認められたように感じる。 

さらには
オーデイションに受かったり
モテたり、チヤホヤされると
謙虚なフリして心の中は嬉しくて
自信を持ち始めるようになります。 

もちろん喜ぶことが
悪いわけじゃないけれど
自分が努力し、一生懸命磨き
自制してきた賜物だと思い込んでいました。

脳は高揚していましたが、
実はかなり危険な状態に
極まっていたと今なら俯瞰できます。

 まさかここに【理想の落とし穴】が
潜んでいたとは、思いもしません。

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よーく見てみると

完全に他者を軸にして
私の脳は作られた理想に同化し
この理想こそが自分だ! 

と自分に自信を持っていた
ワケですから、

この理想を求めれば求めるほど
理想通りいかなければ
認められない、選ばれない、
愛されないという恐怖が増幅し

ほんの少しでも体重が増えるだけで
恐怖が爆発的な怒りへと変化し
込み上げてしまうのです。

認めてもらうために
こんなにもコントロールしてきたのに!
なぜ! という具合に、

自分を責め倒したり、
認めない相手が冷酷な加害者にしか
見えなくなって
半端ない攻撃性を示してみたり

私がこうなってしまったのは
親のせいだ!と家中の家具を
ひっくり返すほど家庭内暴力が
激化していきました。

その姿は最も嫌ってきた
生前の父の姿そのものであり
自分の醜さに失望し、
自暴自棄の世界に陥っていくのでした。


前回の投稿で記した通り私のケースは
最初は拒食症から始まり
やがて過食症に移っていきます。

過食嘔吐は、食べた罪悪感や
太る強迫観念で
無茶食いをしては嘔吐したり、
下剤を飲んだり、痩せる薬を飲みまくります。

モデル業で得たお金は、
全て食とクスリとエステにつぎ込んでいました。

しかし髪は抜け生理は止まり
身体はボロボロになっていきます。

しかし過食嘔吐のタイプは、
苦しみというより排出できた
快感すら覚えますから、
過食嘔吐は当たり前の日常になる
傾向にあると言われています。

いずれにしても過食性障害に
共通する思考形態は、

自分の存在に対する罪悪感 
これがが強いです。

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どーせこんな自分じゃダメだ!
という根底的な自己否定。
全否定がベースで
人生を諦めきった鬱状態です。

だからこそ自尊心を上げようと
理想も人一倍高くなるわけですね。 


その自ら掲げた理想がプレッシャーとなり
上手くできない自分の罪意識に耐えきれず

埋まらな い不足感を
無茶食いで満足を得ようと
逃避してまう。

こんな構図を繰り返してきました。

しかし誰にも太った自分を
見られたくも無いですから
引き篭もりにもなって、
自分の存在そのものが汚らわしく
罪悪だと思い込んでもきました。

これで私は軽く1・2年ほぼ
家から出ませんでしたが、

外出できるようになっても、
その後10年は人の多い街には出られず

旧友には徹底して合わないようにし
私のことを知らない地域に身を潜め

外国ばかり飛び回っては、
一見アクティブに見えるものの
結局外にいようが内にいようが
引き篭もりと同じだったわけで
本当の意味で完治はしていませんでした。

異常に動きまくったり
ハードなことをやっては快感を得て
何かをきっかけにドーンと落ちる。 

そんな躁鬱を
何度も繰り返していくうちに
いつしか自分を信じたくても
どうせ私は上がっても 落ちるんだからと
自分のことが
全く信じられなくなっていきました。

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これまで私が担当する講座を通して
摂食障害で苦しむ受講生さんに
何件もお会いしてきましたが

こうした方の背景は幼少期
両親とのコミュニケーションが
不安定だったり、
家庭内が常に不安定な
生活状況だった方が多いです。


自分が悪い、
自分が汚いと自虐的なので
自殺未遂、自殺行為に繋がったり、

罪悪感が強い分、掲げる理想も半端なく
掲げた瞬間は快感を覚え
意気揚々と興奮していますが

自ら掲げた幻想の理想に挫折し
理想の自分と現実の自分とのギャップに
勝手に打ちのめされて
幻想に苦しんでいたわけです。


自分をコントロールしようとしても
コントロール出来ない罪悪感の連続に

どんどん自己不信の世界へ
陥っていくわけですが

つまり拒食症も過食症も共通するのは
強烈な自己否定感、自尊心の低さ
他者基準から見た自信喪失です。

と同時にそこからくる
半端ない理想への完璧主義こそが
理想の落とし穴だったということです。



私が31歳の頃に
新次元思考テクノロジーミロスシステム
に出会ってからは

従来のような自尊心を高めるために
自分を愛そうと頑張るものでもなく

いいとこ探しをしては
いいとこしか見ないプラス思考でもなく

またいつまでも人や環境を原因にして
外側に加害者を見つけては
いつまでも自分が被害者そのものに
染まるわけでもなく 

なぜ自分の人生で
そうした世界を外面で見るのか?
なぜそうなるのか?
仕組みを理解していきました。

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まさか外面の世界が
自分の内面意識との連動性で
起きていたなんて。


全く新しい空間認識によって
本当の意味で
自分自身への理解という愛が蘇りました。


私は自分に対して
ずーっと間違った自己イメージを
持ったままでしたが

偽者の自分に
自ら気づいていくことは
自分自身への愛そのものでしかありません。

この世の中は
自分に自信が持てないメカニズムに
なっていたのです。

それは誰も悪くなかったのです。 

ミロスを実践していると
メカニズムとしてなぜそうなるのか?
きっちりと理解できるので
自分自身や他者に対して
思いやりの科学さえ生まれます。


自分が本来 何者であるのか
人類は忘れてしまったが故に
他者を軸に
自我を形成するようになりました。

それ故に誰もが
自己不信に陥ってしまうのも
当然だったのです。


しかし私は
ミロスシステムに出会い、

自分自身がどれほどの創造性と
可能性を持ち合わせていたのか、
意識の設計図に出会い衝撃を受けました。

今もなお毎回フレッシュな感動で
衝撃を受け続けています。

偽者の自分を一瞬にして
暴いていくことが可能となった今
強迫観念が内面から消え去り
薬の必要性もすっかり無くなりました。

食べることの罪悪感も終わり
以前みたいに
なんでもかんでも掘り込む食べ方じゃなく
今の自分に何を与えたいのか

パーフェクトな自分に
何を与えてあげたいのか、

美味しいものを厳選し
欲しいだけ美味しく頂けるようになりました。  

つまり今を味わって
生きれるようになってきたのです。

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逆に今では、自分自身に
脅迫をかけるのではなく

自分の好きなことに対して
本来の存在の欲求に対して
ストイックになれて
いい感じでプレッシャーを
かけられるようにさえなってきました。

わざわざ厳しい理想に傾き
理想通りにいかないとバランスを崩し
また理想の世界に行かせようとする
脳のシーソーゲームを
終わらせることができました。

理想通り行くことが解決で
理想通りいかないことが
本当は問題ではなかったのです。

問題視していたこの視力だけが
問題なだけで、

理想を解決だと判断した
この思考こそが
病気だったのです!


この深くて軽い気づきで
どんどん身も心も
軽くなっていったことで
自分自身への取り扱いが
全く変容してしまいました。 


性被害の傷さえも、
理解で溶けていきます。

女性を軽く扱う加害者の男性の姿それは
私がまさに自分自身に与えていた
加害者性であったこと。

というのは、これまでずーっと
自分の女性性を軽く扱い
相手のいいなりで
誰よりも虐げてきたのはこの私でした。 

この理解は私に
深い癒しと解放を生みました。

さらに加害者もその奥は
被害者でもあったことを
俯瞰度をもって今なら理解できます。 


本当の私という存在は
一切傷ついていない。

私でさえ私を
傷つけることなどできない。

命の設計図に触れて
自分自身がパーフェクトであることが
理解できました。


自分が自分に優しくなれた私の内面は
当然目の前から
愛されてしまう世界ばかりを
外面に見るわ けです。

自ら分かれたパートナーが
現れるのも当然です。 

そして一緒に改めて男と女で
性の傷、悲しみ、復讐心も超えてきました。

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世間はどうしても性被害を
受けた女性のことを思うと
加害者を憎んでしまいます。 

ニュースでも虐待を受けた子のことを
思うとその親を憎んでしまうように。

テレビのニュースはまるで、
人々の心を悲しみと怒りで
充満させたいのでしょうか。 

だからこそ私は世界に、
被害者と加害者を超えた視点から

男と女で理解しあえる事実を
人類初の戦わない社会運動として
自分の超えた体験と共に伝えていきたいのです。

人類はもう内面意識を
怒りそのもので充満させなくていい。

内面の葛藤が世界中の戦争を
外面で作っているのだから。

私たちは一瞬にして
争いを終わらせていける究極の答えを
この手に持っているのだから。


改めてミロスシステムに
愛と感謝を込めて。


またの機会にノーが言えない
性的強要、

男女間のパワーバランス
についても言及していきたいと
思います。お楽しみに⤴️

来年は今回のシリーズの内容で
ミロス体感講座を開催しますよ✨
🔸1/31(日)と2/13(土)🔸
いずれも10時半スタートです!

・男女間のパワーバランスで苦しんできた人

・男の性に嫌悪感を抱いてきた人
また傷ついてきた人


・美意識、理想が強くて生きにくい人

・摂食障害、自殺願望、未遂、引きこもりで苦しんできた人

・女性の生と性を大切にして輝いて生きていきたい人

ぜひご参加ください。年明けにウェブ申込が開設されるので、参加希望の方は予定を空けておいてくださいね。


🔶存在で輝くSophiaのために
Shining Rebornのオンラインサロン


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ニックネーム:リリー(中村博美)京都府在住。
モデル業を経て、カフェを立ち上げ経営に携わる。一人の女性としても恋にビジネスに邁進。しかし、どうしても拭いきれない空虚感を埋める為に世界各地を旅し、ヒーリング、女性の解放運動、地球環境活動などに携わる。 それでも繰り返す成功と失敗に疑問を抱くなか、究極の答えMIROSSシステムと出合い仕事も恋愛も、この世の全てのものにはシステムが存在する事を知る。MIROSSシステムによってその根本的なシステムを理解し、あるがままの自分を取り戻すと、たった1週間で約束された永遠のパートナーと出合う。結婚後も、夫と二人でMIROSSシステムを実践すると、夫の全身のアトピーが一瞬で消え、子供が本来の創造性で輝き始めるなど数々のミラクルを体験。複雑な家庭環境で育った自身から今では完全にリセットされ、笑いが絶えない「思い通り」の人生を歩んでいる。

🔶リリー公式noteはこちら

🔶リレーションシップを楽しむ会

🔶新次元思考テクノロジーによる『子育て』note。


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