DJクラブイベント主催歴10年の筆者が、直近開催分の収支について公開します(算出用スプレッドシート付) #nut2
初めましての方は初めまして、nuts!!というイベントを、2011年~2017年までは定期開催、それ以降は不定期開催している k と申します。
最近、別イベントの演者周りから「ギャラ問題(もらえない/安い/何なら払わされる)」を複数聞く機会があったことから、先日、10周年回として開催させていただいた際の弊イベントの収支、およびギャラに関する方針/考え方を公開します。
【期待している効果】
・ギャラ問題に関する意識を、オーガナイザー(志望含む)および演者に認識してもらい、健全化を進める
・イベント開催に必要な予算と損益分岐を意識することで、イベントのオーガナイザー志望者を後押しするとともに赤字イベントを減らす
・あわよくば同業者との話のとっかかりにできたり尊敬されたりしたい
【前提事項】
・弊イベントはいわゆる箱イベではなく、会場に定められた経費分に届かなければ私のフル赤字、超えれば私の丸儲け、という形です。
・今回は感染対策等もあり参加表明割やらコスプレ割やら設けていないため、今後の開催における収支計算はもうちょい複雑になるかと思います(今回の単純さが、公開に踏み切った一因でもあります)。
では、いってみましょう。
【係数①:会場条件(渋谷スターラウンジホームページより抜粋)】
【係数②:来場者数およびドリンクバック状況】
【結果】
ドドン!(数式入りのgoogleスプレッドシートのリンクを貼っておきますので、事前算出等に使えそうなら好きに転用ください)
【諸々備考】
・細かい実態として、酒のふるまいだったりギャラの固辞だったり課金箱へ寄付いただいたりで増減はありますが、そこまでは反映していません。
・ギャラ算出に関しては「社会人を夜中に働かせるからには、最低限演じてる間の時給として¥2,000は払いたいよね」という思想に基づきます。が、告知やら仕込みやら小道具やら入れると、全然届いていません。合意&友達価格ありきです。
・レギュラーが誰でゲストが誰かはまるわかりかと思いますが、上記の通り合意&友達価格ありきですので、オファー時には各員の意向を尊重ください(各員に公開の許可は得ています)。
【総括】
イベントやるからには、主催も演者もお客も全員がニコニコして終われるよう、やっていきましょう!! ご拝読ありがとうございました!
---ここから一般的には役に立たない個人の思想---
やりたかったことはここまでで終わりですが、有料機能使ってみたくて投げ銭代わりにもなるかなってのと、生々しかったり賛否両論ありそうだったりなので折りたたみます。字数的には全然元取れませんが、よかったらどうぞ。
①ゆーて超黒字/超赤字のときどうしてたの
②パーテイーガール/ボーイの起用について思うこと
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