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開幕戦 球春到来 胃痛再来 だってロッテの未来は分からない

スローガンは「頂点を、つかむ。」マジで頼みます。

この記事では千葉ロッテマリーンズの2022年シーズンの展望と開幕戦の振り返りを書いていきます。

選手名の後の敬称などは略して書いてますがリスペクトしていない訳ではないです。済みません。

今年は優勝イケる(n年連続n回目)

春ですね。球春到来ですね!
海の向こうはドッタンバッタンしてましたけど、NPBは3月25日に無事開幕しました。

さて、我が千葉ロッテマリーンズの今年のスローガンは「頂点を、つかむ。」ということで、本当にそうなってくれないと辛抱たまらなくなっちゃいますよ。
20-21年と2シーズン連続で2位という、2年間以上に及ぶ焦らしプレイが3年間に延長、なんてことがないようにお願いします。
まぁ、イケるイケる!
だってそう思ってなきゃやってらんないですし。

胃痛再来、不確定要素が多すぎる2022年。

イケるイケると言っておきながら不安要素に目を向けます。
今年こそ悲願のリーグ優勝と言うならば、考えたくない事から考えていきましょう。

盤石のリリーフ陣が……

佐々木千隼、唐川侑己の開幕戦アウト。リードしている状況を任せる中継ぎは現時点でゲレーロ、国吉、TJ手術から復帰した西野、そしてルーキーの廣畑の誰かということに当面はなるでしょう。
井口監督曰く、勝ちパターンは西野とゲレーロという構想でしょうから、とりあえず西野&ゲレーロに焦点を当てて考えていきます。

ゲレーロはOP戦でそれなりの成績を残しましたが、正直長いシーズン始まってからどう転ぶか分かりません。OP戦は良かったけどシーズンに入ったら駄目でした、というパターンはイヤというほどありました。

西野はしばらく一軍での登板が無かった。それに手術からの復帰でシーズンどれだけ稼働できるか。ただし実績も経験もあるし、なんとかしてくれるのかな???と思っています。

孫悟空の地球への帰還を待つクリリンの心境です。

先発陣は楽観したいな

次に先発陣に目を向けると、石川歩が1番手で次が左のエース小島。3番手に令和の怪物佐々木朗希。4,5,6番手に美馬とロメロは入ると思いますが、残り一枠は読めません。
育成から上がってきた本前郁也や森遼大朗や佐藤奨真、河村説人etc…候補たっくさんいます。ひょっとしたら高卒2年目の中森俊介もあるかもしれません。

勝ち星に関しては石川&小島は二桁前後計算できるとして、鍵になるのは佐々木朗希とロメロの活躍です。この2人が安定した成績でフルシーズン稼働してくれたらAクラスは勿論、それこそシーズン優勝も現実的な話になります。

マリーンズ打線の2022年

そして野手陣。
OP戦首位打者&盗塁王の高部瑛人がまずスタメンに入るでしょう。現状おぎーのーたかーしー♪が開幕アウトっぽいので、開幕スタメン1番かと。でもOP戦で首位打者を獲った選手はシーズンでは活躍しない、なんてジンクスも聞きますね。
高部選手は2軍では文句なしの成績を残すんですが、1軍の投手相手だと空振りして追い込まれて…というケースが多々ありました。
今年のOP戦の様子を見て感じたのが苦手なボールが来てもファウルで逃げれるという点です。
これがシーズンでも出来れば出塁率は自ずと上がってきますから、今年は期待しても良いかな?と。

そしてドラフト1位で指名されてロッテファンが驚き、練習試合とOP戦で活躍してロッテファンが驚き、と驚かせっぱなしの松川虎生の活躍はかなり左右します。
開幕スタメンマスクであることは、井口監督が名言していますのでもう、もう、見守るのみです。ロッテに里崎以来の打てる捕手が誕生すればどこからでも点が取れる打線になりそう。
そんな美味い話があるのかな、でもプランBとなると田村or加藤or柿沼と守備に定評のある(≒あんま打たない)の三択か、まだ未知数な佐藤都志也ということになります。
正直に言って、打線に1つ穴が空く可能性大。

穴といえば考えなきゃいけないポジションがもう1つ。正サード不在問題です。
昨シーズンは安田尚憲か正ショートの藤岡が三塁に回り、「パンテーラ」ことエチェバリアがショートを守るというパターン。本来なら、藤岡が不調なら休ませて、その間エチェバリアがショートを守るというプランだったはずがこれでは本末転倒です。
そもそもエチェバリアは来日1年目とはいえ、打率が.250未満ではスタメンで出し続けるのは避けたい。
安田はまだフォーム探しの旅から帰って来ない。
そこで現れたのが、あの故野村克也氏をもって「パーフェクトスイング」と言わしめた平沢大河でした。逆方向にも強い打球が飛ぶようになり、選球眼も良くなった印象です。
OP戦同様の活躍で三塁を平沢で固定できるか?これも優勝を目指す上で大きな要素です。

どこか穴が空くとマーティン・レアード・荻野の3人にほぼ頼る状態になります。
それがどうマズイかはこの2020~2021年シーズンを応援してきたファンなら知っているはず。

総括

つまり全体を総括すれば、新戦力(≒若手)がどれだけ台頭してくれるかです。
誰か主力が故障で抜けた場合に、代役を果たせる選手が出てくるかが2022年の鍵です。
投手陣も同様に、佐々木朗希は当然として5,6番手で勝てる投手がでてくるかどうか。
リリーフ陣も代役を務める選手が必要になる可能性は高いです。
抑えの益田直也も32歳で4年連続で50試合以上投げています。故障が怖いです。
佐々木千隼・国吉・唐川が今まで通りの活躍をする保証はありません。
したとしても、誰かがどこかで十中八九抜けます。
その時にしっかり抑えてくれる選手が必要です。


そして迎えた開幕戦 対イーグルス

楽天生命パークの景色を見るだけで気がズンと重くなります。
2021年は対楽天の成績は悪くなかったのですが、それまでのトラウマが脳の隅々にまで染み込んでいるんだと思います。

締まった展開の前半に早速痛む胃

我らがマリーンズ打線は3回まで楽天の先発則本の前に1つも出塁できず。
しかし石川も負けじとノラリクラリと3回まで被安打1の無死四球の無失点。
開幕戦、序盤は投手戦の様相を呈しました。

中盤になってマリーンズの打線が2巡目に入るとストレートの割合を増やして来ました。一巡目、マリーンズの打者がストレートにタイミングが合っていなかったので、それを踏まえての配給だと思います。
結局試合の前半までロッテの出塁は(我らがキャプテン)中村奨吾の四球の1つのみ。
よく考えたら則本投手の昨シーズンの対ロッテの防御率は1.61である。
今年もお得意様になってしまうのか。嫌だ。

一方の我ら(ry 石川・ゴエモン・歩も5回まで被安打1無死四球の安定したピッチング。しかし石川突如崩れたりするから怖いなぁ…….。ウッツ!胃が痛みだした。

先制点は・・・

ところが先に崩れたのは則本でした。
先頭の8番松川をセカンドゴロで抑えましたが、好事魔多しといいますか、平沢に四球で出塁を許し、続く1番高部が3塁線に巧く転がすセーフティーバント。これがヒットとなり1死1,2塁。先に我(ry マリーンズがチャンスを作ります。
少し動揺したのか、マーティンに対してデッドボールで出塁を許しコレで一死満塁の大ピンチ(=大チャンス)。よく訓練されたマリーンズファンにとっては満塁はピンチ。

そんあファンの天の邪鬼な不安を他所に、われ(ry キャプテン中村奨吾がレフト前に引っ張ってタイムリー!らしいライナー性の打球が三遊間を切り裂きました。これでスコアは楽0-2ロ。
キャプテンが打つなら大将も黙っていません。続いてレアードがレフト前へのタイムリーヒットで楽0-3ロ。
6回表一挙3得点で、昨季苦手にしていた則本をマウンドから引きずり下ろしました。今季のこれからを考えると、ここでノックアウト出来たのはかなり大きいです。

石川は7回こそランナーを得点圏に迎えますが、ヒロミ・オカの攻守もあって、終わってみれば7回無失点&無死四球のナイスピッチ。松川の高卒新人とは思えない落ち着いたリードもあり、開幕投手の大役を見事に勤め上げました。
次も頼みます。

大将!次は寿司握って下さい!

さて、ピンチの後にチャンスあり。
8回表、楽天は藤平尚真が暴投もあって1死3塁。ゲッツーは無いですよね?ヨシヨシ。打席にはレアード。右中間への大きなフライはセンター・ライト共に捕れずこれがツーベース。リードを4点に拡げて楽0-4ロ。

身長2mオーバー 球速も160km/hオーバー

8回裏、石川の後を投げるのは新外国人のゲレーロ。いきなり開幕戦のリードしている大事な場面を任されます。
楽天の8番安田、9番小深田を160km/hを超える速球を軸にポンポンと打ち取ります。
続く1番の西川に四球を与え出塁を許し、少し嫌な感じがしましたがしっかり4者凡退(?)で抑えました。
因みに捕手の松川。この高い角度からの160km/h超のボールを難なく受けてますが高卒1年目です

益田は益田

そして9回裏最後のイニングには抑えの益田が登板。セーブシチュエーションではありませんが、大事な開幕戦を確実に勝ちに行くぞという井口監督の采配です。
やはり益田は益田。しっかり三者凡退に打ち取りゲームセット。ロッテが開幕白星スタートでした。

終わりに

とりあえずは開幕戦を勝てました!試合の度に一喜一憂する時期が今年もやってきました。
シーズンは長いです。勝てるときも勝てないときもマリーンズの25人目として支えていきましょう(なんか結婚式みたいだな)。
今年こそはリーグ優勝?いやいや日本一を。

それでは。

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