【ボツ】アーセナルがボローニャ所属ザークツィーを夏に獲得か 今季9ゴールの長身センターフォワード

アーセナルが、ジェノアに所属するFWジョシュア・ザークツィーに関心を寄せており、今年の夏に獲得に動くという。イタリアメディア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
 
アーセナルは、センターフォワードをこなす選手がブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとイングランド代表FWエディー・エンケティアの2人のみであり、同ポジションの補強が急務だ。
 
そこでアーセナルが関心を寄せているのがザークツィーである。身長193センチの同選手は、22歳ながらボローニャでセンターフォワードの定位置をつかんでいる。今シーズンは、公式戦23試合に出場して9ゴール4アシストを記録している。
 
ザークツィーは2017年にバイエルンの下部組織に加入した。2019-20シーズンにはトップチーム昇格を果たし、そのデビュー戦で得点をあげるという華々しいスタートを切った。2021-22シーズンはレンタル先のアンデルレヒトで、公式戦42試合に出場し、18ゴール13アシストを記録している。
 
また、ザークツィーはフィジカルの強さが特徴でありながら、狭いスペースでボールをキープできる技術やスピードを兼ね備えている。これらの特徴から、昨シーズン限りで引退したズラタン・イブラヒモヴィッチ氏と比較されており、オランダ製イブラヒモヴィッチと呼ばれているようだ。
 
現在、アーセナルはプレミアリーグ3位に立っている。同クラブのリーグ戦における総得点数は、リーグ5位の42得点と高い数字だが、そのほとんどがウィングや攻撃的MFの選手による得点である。センターフォワードの補強が成功すれば得点数の上積みが期待でき、来季のさらなる成功につながるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?