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BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)と維持管理


BIMという言葉を聞く事が多くなってきました。

BIMとは?
建築プロセスにおける企画から維持管理まで一元化し建築のライフサイクル全般の情報、管理を行えるソリューションとの事です。


https://www.cadjapan.com/special/bim-navi/know/difference.html


建築業界におけるDXですね。
建物の資産価値が可視化されます。

例えば、立地、家賃も同等だけど維持管理費用が2倍以上違うなら、どちらを選びますか?

定期的に修繕しながら設備機器が綺麗にメンテナンスしている建物と全くメンテナンスされていない建物なら、どちらを選びますか?

また、地球温暖化が更に酷くなればエネルギーロスが酷い建物には罰則金が課せられる?将来的にはあり得る話かもしれません。なぜなら、建物のエネルギー収支が可視化されるからです。

ビルだけでなく一般の住宅も同様でイニシャルコストが最優先されて、ランニングコストを全く語らないのは私は非常にナンセンスだと私は考えています。

なぜなら建物は建設時のコストより運用時のコストが圧倒的に高くなるからです。

コストだけでなく居住性、快適性もライフサイクルで提供する側が語れなければクライアントにとってはフェアな関係とは言えないのではないでしょうか?

テクノロジーは進化して生産的、合理的に妥当な判断基準を与えてくれます。テクノロジーを活かすも、飲み込まれて人間性を活かせないのも二者に分かれる可能性が高いですね。

皆様はどちらの道を行きますか?

美しい地球環境を未来ある子供達に繋げていく為に持続可能であると同時に人生をワクワクさせて幸福度の高いドイツから学んだ快適な暮らし方を綴ります