相手を試す行為。必要なとき、必要でないとき
こんにちは、守屋です。
相手の本気度や真意がどこにあるかを探るため、ときに試す発言や行動をするケースがあります。
・恋人が自分のことが本気で好きかどうか、あえて連絡を一定期間取らずに心配してくれるか試す。
・選手の取り組み度合いを探るため、あえてスタメンから外して闘争心があるかどうか試す。
・部下に厳しいことを伝え、そこにメッセージが隠されているかどうかを感じて欲しいがために、あえて突き放して試す。
「飴とムチ」という言葉がありますが、相手を試す行為はときに有効であるものの、タイミングを間違えれば関係を壊すこともあります。
相手を試す側と、試される側の感じ方の違い
相手を試す側。相手が自分、または取り組んでいることに本気かどうかを探るために使います。
相手の本気が分かれば嬉しいかも知れませんが、タイミングを一歩間違えれば相手は「試された」と思い、関係が壊れてしまう恐れもあります。
つまり相手を試す側の人間からすれば、試すことはリスクであり、関係がもしかしたら壊れるかも知れないという覚悟を頭に入れておくべき必要があります。
試される側は、気付く場合と気付かない場合があります。不意打ちだからこそ、本音や素の行動、発言が出るものです。
試された後、自分が相手に対して、または取り組んでいることに対して自分がどの程度の想いなのかが空いて以上に分かります。
それは「試されるほどのもの」であること、「試さなければいけない状況の関係性」というのを実感してしまうからです。
心のどこかで、真剣に向き合っていない、取り組んでいない自分が丸裸になってしまったと思い、諦めがつく可能性があるかも知れません。
相手を試す行為は、時と場合によっては修復不可能な関係になる可能性を秘めています。しかし、関係をはっきりさせたい、もしくは相手に現状を気付かせるというケースでは有効になるかも知れません。
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