ポートフォリオワーカーSO

一部上場財閥企業の部長職。 副業で複数事業を実施。大学での講義、学生キャリア支援プログ…

ポートフォリオワーカーSO

一部上場財閥企業の部長職。 副業で複数事業を実施。大学での講義、学生キャリア支援プログラム、官民塾、講演会、パネラー、コミュニティ運営も行うポートフォリオワーカー。 「自分らしく生きる」を軸に、企業変革と個人のキャリアの解放をライフワークにする。

マガジン

  • プロサラリーマンの働き方

    サラリーマンとして働いている経験から、[「プロのサラリーマン」としてどの様な視点で働くと良いかを、失敗、成功の実体験を踏まえて物語として開設。

最近の記事

サラリーマン若手編 その3 営業活動スタート。苦い初黒星

営業活動開始はクレーム対応から 事業部へ異動してから3か月程は、戦略会議資料作成や内勤の仕事で忙殺されており、営業活動に勤しむ機会を与えてもらえなかった。毎日午前様の生活も、戦略会議がひと段落してきて投資が決まると、少しだけ緩和され始めた。  そんなある日、オフィスで仕事をしていると、上司から呼ばれた。 「SO君、いよいよ営業活動を始めよう。先ずは東日本のお客様を担当してもらうからね。頑張って。」 「ハイ!わかりました。頑張ります!」と威勢よく返事をした。いよいよ外に出て顧客

    • サラリーマン若手編-事業部 その2 無駄な事は無い!

      雑用だらけの日々 事業部に来た途端に、戦略会議資料の作成や手直しに明け暮れ、とてもじゃないが顧客に営業しに行くような状況ではなかった。戦略会議資料といっても、右も左もわからない中で、自ら戦略提案なんて出来る訳がない。  上司や先輩が議論し、分担して資料作成をしているのを、横で見聞きしながら、指示された自分のパーツを作り上げ、上司にチェックしてもらう。時にはデータを纏めたりしながら、また資料を作る。初めの2カ月は、ひたすらそんな状態だった。  事業部に来る前のイメージは、ひた

      • サラリーマン若手編- 事業部 その1 事業部キャリアスタート!

        本社への出社初日 2000年10月に、東京本社へ出社する事になった。工場勤務時代は、私服にチャリンコ通勤、工場構内は作業服だったが、本社勤務になるとスーツにネクタイでビシッと決めて出社する。  今でこそ、スーツなんて滅多に着ないが、当時は毎日スーツにネクタイ着用が当たり前。本社勤務という事で、気持ちも高ぶっており、初日は7:30にオフィスに到着した。  異動初日なので、本社オフィスには誰も知っている人が居ない。そこでポツンと座っていると、ボチボチ社員が出社してくる。自分の上司

        • サラリーマン若手編- 工場勤務 (番外編) 車が欲しい。。。

          車が欲しい 新入社員として大阪に配属になったが、割と大都市とは言え自動車が無いと不便な場所ではあった。同期とは「車欲しいねぇ。買おうかなぁ」という話をよくしていた。でも、新入社員だとまだ金が無い。  ちなみに、工場の寮には、結構な高級車が並んでいる。しかもちょっとヤン車系。高卒入社の人は、18歳で高校卒業して社会人になる訳だが、会社から給料が入り始めると、とかくローンで良い車を買ってしまうらしい。確かに、急に月々安定した金が入って来たりボーナスが出たり、寮に1万円/月程度で住

        サラリーマン若手編 その3 営業活動スタート。苦い初黒星

        マガジン

        • プロサラリーマンの働き方
          6本

        記事

          サラリーマン若手編ー 工場勤務 その2 配属面談

          本社人事による本配属面談 O部長との面談から少し後、本社人事部の人による本配属面談が始まった。新入社員が一人ずつ本棟の応接に呼ばれ、就職活動以来の面接を受ける。同期が本棟に集まっていたが、緊張している人も多かった。だから、応接室の外で工場人事の人が声掛けをしながら、何とか緊張をほぐそうとしてくれていた。  私の番がもう少しという所で、いつも接している工場人事の人が声かけてくれた。 「SO君は、もうどこに行きたいか決めたの?」 「はい。もう決めています。電子情報材料事業部で

          サラリーマン若手編ー 工場勤務 その2 配属面談

          サラリーマン若手編- 工場勤務 その1

          入社早々の工場勤務 新卒でメーカーに入社早々、半年間の初任配置期間を大阪工場で過ごすことになった。大学時代に結婚し子供がいた私は、他の同期が寮に入る中、家族と一緒に工場近くの社宅に入居する事に。  1か月程度、オペレーターの方々と一緒に工場現場で三交替を経験した。夜勤も含めて、三交替の実態を理解する事が主な目的で、高卒オペレーターの方々と、プラント運転を一緒にやらせてもらった。とはいえ、一つ間違うと町が吹っ飛ぶような製品を扱う工場だったので、計器室では一切何も触らせてもらえず

          サラリーマン若手編- 工場勤務 その1

          自分にあったポートフォリオワーカーとしての働き方

          主体性の発揮=人それぞれの人生、働き方  昨今、就活セミナー、副業・兼業セミナー、労働市場の流動化に伴う転職情報、起業ノウハウなど、キャリアについて様々な情報が溢れています。  自分なりにアンテナを張り、その様な情報にアクセスすることは勿論大切ですが、マニュアル通りに人の生き方をコピーしようとしても、自分で納得いく人生にはならないと思います。  数多くある様々な方々の人生のアーカイブを知りながらも、自分自身の人生を自分で設計し、その中で、働き方のポートフォリオをどの様に組んだ

          自分にあったポートフォリオワーカーとしての働き方

          note始めます!

          今日からnoteを始めようと思います。 誰かに読んでもらう為に書くというより、 自分が普段行動したり、見たり、聴いたりすることから、 感じることや思うことを素直にアウトプットしようと思います。 勿論、過去の様々な出来事やその時感じた事が今の自分を形成しているので、過去の自分の経験についての自己開示も含めた様々な出来事や思いを、ジャンルを定めずに発信していこうと思うので、宜しくお願いします。 自己紹介 私は一部上場財閥企業で勤務しているポートフォリオワーカーSOです。 何故